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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
人造人間編
第二十一話 宇宙からの訪問者 見せろ!!断崖のエネルギー波!!
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宇宙を旅するっていってるじゃねぇか。目的なんか言わなくてもいいだろ?まぁしいて言うとすりゃ...やりてぇことが見つかったってわけだ。」

「そうか...」

「なんだしけた顔すんなよ。人造人間だろうと最悪の未来だろうと、カカロットに悟飯がいれば何とかなるさ。だってあいつらは俺のガキなんだからな。それにテメェもいるんだ。何とかしてくれるだろ?俺は元々死んでる身だ。俺は俺の好きなようにやらせてもらうぜ。」

バーダックの言葉の圧に俺は無言でうなずいた。なによりあの言葉は俺を頼っている証拠だ。
それが何よりもうれしかった。

「さてと、俺はもう行くぜ。」

バーダックは後ろを向くと空を飛ぶ構えをとった。

「バーダック!!」

俺が声を呼ぶと振り向くことはなく足を止めた。

そうして俺は宣言をする。

「次は俺が勝つ!!」

「フン...上等だ。かかって来やがれ。」

そうして俺たちは別れを告げた。次に来る再開へと向けて。





空を飛ぶ途中。バーダックは懐かしい現象に再び遭遇した。
急な脳を殴るような痛みに悶えた瞬間。走馬灯のように知らない記憶は脳に流れ込んでくる。

薄い紫色の髪をした剣を持つ青年。2人の機械のような人間。そして体中に黒い斑点のある緑色の巨大で凶悪な敵。そしてその中で戦う自分の姿。

そして...紅に染まった一人の人間の姿。

「面白れぇ...」

膨大な情報に空中で体制を崩したバーダックだったが、すぐに立て直し飛ぶスピードをさらに速めた。

「サイヤ人の本能か...更に鍛えておくか。まったく...わくわくしてきやがるぜ...」
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