停電の夜に
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『封印結界への電力停止。予備システムハッキング開始…成功しました。全て順調、これでマスターの魔力は戻ります』
茶々丸によってシステムはハッキングされてしまい
エヴァの魔力は予定通り復活したのだった。
(ちっ!エヴァの魔力ここまでの物か、さすがと言ったところだな、それよりのどかちゃんを1人にする訳にも行かんし、どうやらネギ狙いみたいだな)
横島は文珠を使いエヴァの様子を伺っていた
『停電が始まったみたいだし、のどかちゃんみたいな可愛い子を1人で帰らせる訳にも行かないから寮まで送って行くよ』
『でもまだまだ話が…』
『気持ちは分かるがまた今度にしよう、きちんと話す時は作るから、約束するよ』
『分かりました』
のどかを説得し寮に送り届ける。
(エヴァは寮に向かっているのか、厄介な事するな)
(結局何も聞けなかったな、ネギ先生と横島さんはどんな関係なんだろう、やっぱり横島さんも魔法使いなの?)
のどかは自分なりにいろいろ考えているようだった
『のどかちゃん、これ持っててくれないか』
『はい?』
横島は護と示された文珠をのどかに渡した。
『これは?凄く綺麗!!』
『他の人には内緒にしてくれ。秘密がバレるのは極力避けたい。でものどかちゃんが万が一危険な場面に遭遇したらきっと守ってくれるお守りだと思って持ってて欲しい』
『分かりました。』
『じゃあとりあえず帰ろう』
横島はのどかを連れて帰ることにするが
寮にはエヴァも向かっている。
果たしてこのまま無事にのどかを送り届けることが出来るのか。
その頃小竜姫は
(エヴァさんの魔力が復活しましたか。この世界でも最強の部類に入ると聞いてますが、一度お手合わせしたいところですが、横島さんならきっと上手くやってくれるはず)
『さて、停電の準備は出来ました。私も動きますか』
小竜姫も寮へ向かって動きだした。
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