第165話
[4/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
て”神機”と相打ちになったレンさんの………」
「パテル………マテル………」
「レン…………」
「レンちゃん……」
パテル=マテルを目にした”ロイド”は信じられない表情で声を上げ、”ティオ”は驚きの表情で呟き、呆然とした様子でパテル=マテルを見つめる”レン”を”ヨシュア”と共に心配そうな表情で見つめた”ティータ”はすぐに決意の表情を浮かべてレンとパテル=マテルを見つめた。
「それぞれに思う所はあるだろう――――――だが、今はここに来た目的を果たす事に集中するのみだ!」
「エリュシオンですらも予言できなかった想定外のこの状況………今が絶好の好機よ!!」
するとその時”風の剣聖”――――――”アリオス・マクレイン”とエリュシオンの旧管理者――――――ラピス・ローゼンベルクがその場にいる全員に指摘し
「ああ!この想定外過ぎる状況、存分に活用させてもらおう!」
「計算なんてするヒマなんざ与えねぇ。思う存分イレギュラーを味わいな……!」
「お前はもう、”俺”じゃないという事をこの剣で示す……!」
ラピスの言葉にルーファスは力強く頷いて答え、”クロウ”は不敵な笑みを浮かべ、”リィン”は真剣な表情でゾア=ギルスティンを睨み
「アルノール王家の一員として……王位継承者として……そして、この世界の僕が犯した罪の償いの為にも、今この時だけこの世界の皆さんの力になりましょう……!」
「例え世界は違えど、黒である貴方には一切の容赦はしません。この世界の私に代わり、必ず貴方の野望は阻止します。」
「同じ兄様の妹として、この世界の”私”に代わり、この世界の兄様も支えさせて頂きます……!」
「私も兄様の妹の一人として、姉様と共にこの世界の兄様を支えます……!」
「世界は違えど、俺にとっての故郷の為にも、本気で行くぜ……ッ!」
「パテル=マテル、今回は騎神達のサポートに徹するわよ!」
「――――――!!」
更に並行世界の起動者達もそれぞれ決意の表情で声を上げ、レンはパテル=マテルに指示を出し、それぞれの騎神達はそれぞれの武装を構えた。
「す、凄い……!”黒”以外の騎神達全てが共闘する光景を目にすることができるなんて……!」
「まさに壮観だな………」
「ハッ、帰って来て早々、とんでもないモノを見せてくれるじゃねぇか、シュバルツァー!」
”黒”以外の全ての騎神達が共闘するというまさに”夢のような光景”を目にした”エリオット”は信じられない表情で呟き、”ガイウス”は呆けた表情で呟き、”アッシュ”は不敵な笑みを浮かべてヴァリマールを見つめた。
「行くぞ――――――ヴァリマール!
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ