第165話
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”フィー”は呆然とした様子でゼクトールを見つめたが
「あ〜、感動している所悪いが、俺達の世界の今のゼクトールの起動者は猟兵王のオッサンじゃねぇぜ、妖精。」
「え………」
「ええっ!?い、今の声って……!」
「ランディッ!?」
「おいおいおい……!”俺が紫の騎神の起動者”とか、一体そっちの世界では何があってそんなことになったんだよ!?」
「というか何気に白い”神機”まで味方側として現れたけど……まさかとは思うけど、その”神機”にも操縦者がいるのかい?」
気まずそうな表情で答えたランディの声を聞くと”フィー”は呆けた声を出し、”エリィ”と”ロイド”は信じられない表情で声を上げ、”ランディ”は困惑の表情でゼクトールを見つめて声を上げた、ある事が気になった”ワジ”はヴァイスリッターを見つめて訊ねた。
「はい。この白い神機――――――ヴァイスリッターの起動者は私――――――エリゼ・シュバルツァーです。」
「そして私達の世界のエル=プラドーの起動者である私は兄リィン・シュバルツァーの妹の一人にして、双子の姉エリゼ・シュバルツァーの妹であるエリス・シュバルツァーです。」
「ええっ!?エ、エリゼちゃんが”神機”の起動者……!?」
「しかも”金の騎神”の”起動者”はこの世界には存在していないエリゼさんの双子の妹だなんて……!」
「ったく、そっちの世界ではどんな超展開があったか知らねぇが、そっちの世界のシュバルツァー達は俺達の世界の時よりもイージーモードだったみてぇだな。」
エリゼとエリスの説明を聞いた”エリオット”は驚きの表情で声を上げ、”クレア”は信じられない表情でエル=プラドーを見つめ、”レクター”は苦笑しながら呟いた。
「うふふ、レン達の世界はこちらの世界の時よりも戦力が圧倒的に充実していたからね♪そしてその”充実な戦力差”は騎神達だけじゃなく、”あの子”にも反映されているわ♪」
「あ、”あの子”……?」
「まさか………」
”レクター”の指摘に対して答えたレンの話のある部分が気になった”ノエル”は困惑の表情を浮かべている中、察しがついた”レン”が信じられない表情でレンを見つめたその時
「来て――――――”パテル=マテル”!!」
「……っ!!」
「パテル=マテルですって!?」
レンが得物である大鎌を掲げてパテル=マテルの名を呼び、それを聞いた”レン”は目を見開いて息を呑み、”エステル”は信じられない表情で声を上げた。すると格納庫からパテル=マテルが現れて騎神達の傍に着地した。
「なあっ!?あの機体は……!」
「3年前の”クロスベル動乱”で、クロスベルを解放する時にレンさん達を守る為に自爆し
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