第165話
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んできたあの”灰色のアルセイユ”は我々の味方だと判断していいのかね?」
”リィン”はその場にいる全員に自分達の帰還を伝えた後すぐに表情を引き締めてルーファスに加勢を申し出、”クロウ”の指摘に苦笑したルーファスはすぐに気を引き締めて”リィン”達に確認した。
「うふふ、そう判断してもらって構わないわよ。」
するとその時ルーファスの確認に答えたレンが転位魔術で”エステル”達の傍に現れ
「な………」
「ふええええええええっ!?」
「レ、レンが二人!?」
「あちらの”レン”は、今のレンよりは幼いようだけど………」
”自分自身の登場”に”レン”は絶句し、レンがもう一人現れた事に”ティータ”と”エステル”は信じられない表情で声を上げ、”ヨシュア”は困惑の表情でレン達を見比べた。
「初めまして、並行世界の皆さん♪クスクス、さすがの”レン”でも、この状況には心底驚いたようね♪」
「ハアッ!?並行世界ですって!?」
「い、一体何があって並行世界の方々がリィンさん達と一緒に………」
上品な仕草で挨拶をしたレンは絶句している”レン”を見つめて小悪魔な笑みを浮かべ、レンの挨拶を聞いた”セリーヌ”は困惑の表情で声を上げ、”エマ”は信じられない表情でレンを見つめた。
「今は悠長に説明している場合じゃないから、そういった細かい事は後にしてね♪」
「いや、全然細かい事じゃないでしょう!?」
”エマ”の疑問を笑顔で誤魔化したレンの答えにその場にいる全員が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中”ユウナ”が思わず突っ込んだ。
「君が”並行世界のレン”という事はもしかして、ヴァリマール達も並行世界のヴァリマール達なのか?」
「あら、中々鋭いわね。”機体自体はレン達の世界の騎神よ。”だけど、今あの2体に騎神達に宿っている意志は”そっちの金の騎神同様この世界の騎神達よ。”で、そっちの世界と違って”レン達の世界の騎神達は黒以外は消滅していないのよ♪”」
「え。」
「”黒以外の騎神達は消滅していない”という事はまさか……!?」
”ガイウス”の推測に感心したレンはある事実を伝え、その事実を知った”デュバリィ”は呆けた声を出し、ラウラが信じられない表情で声を上げたその時残りの騎神達とヴァイスリッターが次々と格納庫から出撃して”ヴァリマール”達の周囲に着地してゾア=ギルスティンと対峙した。
「セドリック……!?」
「あ………あぁ………またお会いする事ができるなんて………マスター――――――ッ!!」
テスタ=ロッサを目にした”クルト”は信じられない表情で声を上げ、”デュバリィ”は嬉し涙を流しながらアルグレオンを見つめて声を上げた。
「団……長………」
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