暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四話 吸血鬼の話その六
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
 そのことを知って話をしながらだった。
 一行が辿り着いた場所は。そこはというと。
「あれっ、ここって」
「そうだな。ホテルだな」
「はい、ホテルです」
 豪華なホテルだった。帝国ホテルの様な。
 そのホテルの前に来てだ。また話す五代と一条だった。
 ホテルは白い巨大な姿を彼等の前に現わしていた。まさに聳え立っていた。そのホテルを見上げながらだ。吸血鬼が話した。
「ここのパーティー会場で、ですね」
「会合ですか」
「その吸血鬼の」
「はい、それが行われます」
 こう話した。しかしだ。
 ここでだ。黒と金色の制服を着たホテルマンが来てだ。彼等に言ってきた。
「お客様ですね」
「あっ、はい」
 吸血鬼がそのホテルマンに応える。
「今日パーティーに招待されていた」
「確か」
 ホテルマンはここで日本人そのものの名前を言った。するとだ。
 吸血鬼は大きく頷きだ。こう返したのだった。
「それが私です」
「わかりました。では案内させて頂きます」
「それとです」
 ホテルマンは手慣れた動作でだ。今度はだ。  
 五代と一条に目を向けてだ。こう言うのだった。
「こちらの方々は」
「連れです」
「お連れの方々ですか」
「はい、ですから」
「わたりました」 
 ここでまた和風な名前を出し。そうして吸血鬼から五代と一条に顔を向けて。
 そのうえでだ。こう彼等に話した。
「ではです」
「いいんでしょうか」
「我々も参加して」
「はい、どうぞ」
 すぐに応えたホテルマンだった。
 そしてだ。今度はだ。 
 にゃんぱいあ達も見る。彼等を見てからだ。
 吸血鬼にだ。こんなことを話してきた。
「当ホテルはペット持ち込みも可ですが」
「それでもですか」
「はい、それでもです」
 こう言ってだ。そのうえでだ。
 吸血鬼にだ。こうも言った。
「ですがサインを御願いできますか」
「持ち込み許可のですね」
「はい、ペットの」
 ホテルマンは気軽に彼等に話す。
「その許可証にサインを」
「それでは」
「今から」
 五代と吸血鬼が応えた。そうしてだ。
 その中でだ。吸血鬼が出て来てだ。五代に話した。
「ではここは僕が」
「サインされますか」
「はい、僕が主に呼ばれてますから」
 言うならホストだからだ。それでだというのだ。
 彼はだ。五代に自分がサインすると言ってだった。
 実際に彼がサインをしてだ。にゃんぱいあはよしとなった。そうしてからだ。彼等はだ。
 吸血鬼に案内されてホテルの中を進む。ホテルの廊下は奇麗な赤絨毯でだ。その絨毯は隅から隅まで丁寧に掃除されている。
 全体的に気品のある造りだ。そのホテルの中を進んでだ。
 にゃてんしはこんなことを言った。
「いや、ここは中々
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ