第二章
[8]前話
敦美は頑張って登校して勉強してアイドル活動を続けた、確かに学校のことは考えてもらう様になったがそちらは忙しいままで。
忙しい日々が続いた、テスト勉強もしてテストも受けてだった。
何とか留年せずに済んだ、それで一先ずほっとしたが。
「人生は障害物競走だからね」
「ハードルが幾つもあるんですね」
「そうよ、試練を乗り越えたらね」
敦美と進級祝いに彼女が好きなお好み焼きの店に入ってそこで一緒に食べながら真剣な顔で話した。
「また次の試練がよ」
「前にありますね」
「だからね」
それ故にというのだ。
「進級しても」
「二年から三年になりました」
「三年だったら卒業する」
「それを目指さないといけないですね」
「そうよ、学生さんでいる間はね」
沙織はお好み焼きを食べつつ話した。
「卒業する様にね」
「頑張らないと駄目ですね」
「まあ卒業してからもね」
「試練はありますね」
「そうよ、だから頑張っていってね」
「わかりました」
敦美もお好み焼きを食べつつ応えた、敦美はいか玉で沙織は海老玉だ。
「そうしていきます」
「宜しくね、じゃあ今はね」
「はい、お祝いで」
「お好み焼き食べましょう」
「はい、美味しく」
サイダー沙織は兎も角敦美は未成年だからだ。
二人はサイダーで乾杯した、そして敦美の進級祝いをしたのだった。そのお好み焼きとサイダーは実に美味かった。
アイドルも学生で 完
2023・11・22
[8]前話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ