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Fate/WizarDragonknight
お掃除してたらいいことあったよ
[後書き]

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響「美味しいよ〜! 寄って行って見て行って!」
キャスター「……ランサー?」
響「キャスターさんッ!? 何でここにッ!?」
キャスター「マスターは放っておけば何も食べないものでな。私が立つしかない」
響「へ、へえ……」
キャスター「お前はここで日雇いか?」
響「ちゃんとしたアルバイトだよッ! コウスケさんに注意されたんだよね、そろそろバイトくらいしてくれって……」
キャスター「……近頃のサーヴァント、全員働いているな」
響「友奈ちゃんは新聞配達、真司さんはファストフードだよね? キャスターさんは?」
キャスター「マスターの指示だ。色々と調査している」
響「調査? ……あッ! そろそろ時間だッ!」
キャスター「時間?」
響「そうッ! はい、この半額シールを張るとあら不思議ッ!」



___賭けろPRIDE 死ぬまでオオカミ 負け犬に成る つもりはない___



キャスター「……何だこれは? 弁当を狙う客たちの動きがおかしい……」
響「これこそ、聖杯戦争にも匹敵する、半額弁当争奪戦ッ!」
キャスター「まさか、タイムセールの弁当を狙っているのか? こんな時間帯に?」
響「そうだよッ! ここは狼って呼ばれてる人たちが拳と拳を交えて、己の拳を賭けて戦っているんだよッ!」
キャスター「バカな……」
響「かくいう私も、非番の日はよく参加しているよッ! でも、氷結の魔女って人には結構相打ちになってるんだよッ!」
キャスター「お前ほどの武術の才を極めている者が同格の一般人……?」
響「これこそ、ベン・トーッ! 特に2011年10月から12月までは熾烈を極めていたんだってッ!」
キャスター「重ねて聞くが、何故奴らはここまで苛烈な戦いをしているんだ?」
響「キャスターさん、それは当然だよ……ッ! だって、お弁当は……聖杯戦争以上の戦いだからッ!」
キャスター「参加者の……しかも、反対派とは思えない発想だが……」
響「拳でぶつかり、そこからその人のことが分かるッ!これぞ、青春ッ!」
キャスター「ほう……面白い」
響「キャスターさん?」
キャスター「手加減してやる……私も、参加させてもらおうか……!」
響「わーッ! キャスターさんがッ! 他の人たちを一瞬で蹴散らしたッ!」
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