秘密を知ったらどうする
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
横島と小竜姫は帰宅したのだが
『横島さん!久しぶりに霊動シュミレーター使いますよ』
『えっ!どうしたんですか?』
突然のことに戸惑う横島を連れ異空間アジトへ
有無も言わさずに横島を押し込んだ。
『能力が落ちないようにしないとですね、あとはお仕置…ではなくて、私の怒り…でもなくて、始めます!』
ニコニコ笑顔の小竜姫に対して
横島は顔面蒼白になりかけていた。
『中途半端な相手だと、お仕置…修行にならないので、遠慮なくレベル上げて行きますね』
『お仕置言ってますがな、俺は逃げる!!』
しかし既に目の前に対戦相手が姿を現れたのであった。
『久しぶりじゃな、横島』
『老師…』
もう会うことはないと思っていた横島にとっては能力を飛躍的に上げてくれた人物である斉天大聖であった。
『その様子だとこっちの世界で上手くやってるみたいじゃな』
『おかげさまで平和な時間を過ごしてますよ』
『では話はこれぐらいで始めるか』
横島は久しぶりに力を解放することを決意する。
斉天大聖と呼ばれる猿神
世間一般では別名孫悟空でも知られてもいる。
『腕は鈍ってないようだな、では行くぞ』
『手加減お願いします!!』
2人の激しい組手が始まった
横島としては逃げるだけで精一杯
徐々に追い詰められていく横島であった。
『もう勘弁してください、小竜姫様ーー』
『まだまだ行けますよー横島さんー』
笑顔で応援する小竜姫であった。
2人が異空間アジトに行ったその頃でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
のどかが1人になったのを狙ってカモが動いていた。
『お嬢さん!!宮崎さん!!』
『はい!?』
のどかは振り返ったがそこに人は居なかった。
気のせいかと思い歩き出したが
『宮崎さん、下を見てくれ』
『下??』
するとそこにオコジョがいた。
『そう、俺っちが話しかけたんだぜ』
『えっ!?なんで?』
『それは詳しくは教えることは出来ないがこれを渡したくて探していたんだ』
するとカモは1枚のカードを渡した。
『これは何?』
『パクティオカードって言ってこの前キスした時に出来たお宝だぜ』
のどかは横島のことを思い出してしまい顔が真っ赤になってしまった。
『とにかくこれはレアなアイテムだから詳しく説明するぜ』
のどかのカードは『いどのえにっき(ディアーリウム・エーユス)』本の形状をしている。半径約7.4m以内にいる人物の名前を呼んでから本を開くと、その人物の表層意識を読むことができ、対象者に質問するとその質問に対する回答が現れる。また名前を呼ばずに開くと使用者本人の表層意識が現れることになる。複数の相手に縮刷版を一冊ずつ割り当て、リアルタイムで思考をトレースすることも可能。名前さえわかれば敵の思考や情報を引き出すこ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ