第一物語・後半-日来独立編-
第十七章 ざわめく空の下
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だとすぐに理解出来た。
既に片方の線には四人の社交院の者達が立っており、円の外側には住民が会議を見にそこに立っていた。
黄森の監視隊は見えない。別の所で見ているのか、それとも後から来るのか。
それを頭で考えながらも、三年一組の群れは二つに別れる。
一つは円内に入り線上へ立ち、もう一つは円の外で会議を見るように立った。
円内の二組は無言のまま、視線だけを相手に向けていた。
会議が始まるのを今か今かと待ちわびて、数分後。会議を知らせる警報が鳴り響いた。
それは日来全土。まるでこれから行われる会議を歓迎するかのように、空にも山にも響き渡った。
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