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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
後日譚〜帰還、そして創まり〜 第160話
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た。そしてレンは”リィン”に並行世界の”零の至宝”によって改変された事で今自分達がいる世界が異世界――――――ディル=リフィーナと繋がった事やメンフィル帝国、そしてメンフィル帝国が本格的にゼムリア大陸に進出する出来事となった”百日戦役”の事について説明した。



「異世界と繋がったって………しかも”百日戦役”でユミルがその異世界の大国――――――”メンフィル帝国”の軍によって占領されて、戦後はメンフィル帝国に帰属したという事はユミルやシュバルツァー家は………」

「当然、ユミルはメンフィル帝国領として帰属して、シュバルツァー家はメンフィル帝国の貴族として引き続きユミルの領主を任され続けているわ。――――――ちなみにシュバルツァー家の家族構成は”そちらの世界”と違って、エリゼお姉さんに双子の妹がいるわ。」

「エリゼに双子の妹が……!?という事は、”そちらの俺”には二人の妹がいるのか………ハハ、並行世界とはいえエリゼに加えてエリゼそっくりの妹までいるそちらの”俺”が少しだけ羨ましいな。」

自分達の世界と違ってエリゼに双子の妹がいる事に驚いた”リィン”は目を丸くして呟いた後苦笑したが

「ちなみにエリゼお姉さんの双子の妹――――――エリスお姉さんもエリゼお姉さん同様リィンお兄さんの事を恋しているから当然、こちらの世界のリィンお兄さんのハーレムの一人よ♪」

「え、えっと……こちらの世界の”俺”がエリゼどころか、皇女殿下やミュゼを含めた多くの女性達を侍らしている話も気になっているが、そちらの世界の”黄昏”の件について教えてくれないか?君の話ではエレボニアが敗戦した事もそうだけど、そちらの世界の”俺”がエレボニアの敵国の軍人として活躍したという事らしいけど、まさかその敵国というのは先程の話に出た”メンフィル帝国”か?」

からかいの表情で答えたレンの話を聞いて冷や汗をかいて表情を引き攣らせた”リィン”は話の続きを促し、続きを促されたレンは”巨イナル黄昏”も深く関係している内戦終結以降の出来事――――――内戦での件によるメンフィル帝国からのエレボニア帝国に対しての宣戦布告から始まったメンフィル・クロスベル連合とエレボニア帝国の戦争やその結末を”クロスベル帝国”の建国についての説明を途中に入れながら説明をした。



「…………………………ミリアムが言っていた通り、確かにこの世界は俺達が知る世界とは随分違うな。」

「あら。本来の歴史でのリィンお兄さんはどんな状況でも例え相手が敵であろうとも一人も命を奪わなかったことから、”殺人”に忌避感があると思っていたのに意外な反応ね?並行世界の話とはいえ、リィンお兄さん自身が数え切れない数の猟兵やエレボニア帝国の軍人を殺害している上、Z組――――――いえ、”トールズ士官学院にとっ
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