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IS《インフィニット・ストラトス》‐砂色の想い‐
海×遊び
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! ラウラ可愛いよ!」

「う……うむ……」

 目の前には私が選んだ黒のワンピース水着を来たラウラさんがモジモジと恥ずかしそうにしています。
 うん、やっぱり可愛い。これにして正解ですね。
 隣にいるシャルロットさんは既に水着です。ライトイエローのセパレートっぽい水着。水着の構造上胸を強調するようになっているのですけどこう見るとシャルロットさんも胸結構ありますね。
 私も買った新しいワンピース水着です。

「この際だし髪型も弄ってみない?」

「あ、いいですね」

「お、おい。何を勝手に」

 シャルロットさんの思いつきに私が頷くとラウラさんが焦りだしました。こういう反応するのは分かっているので対応策は万全です!

「いつも見せない髪形だったら一夏さんにも印象付けられるかもしれませんよ?」

 とりあえずラウラさんは一夏さんが喜ぶような内容なら反対しない! ってまでは行きませんがファッションなどについてはかなりこれで押せます!

「そうそう、女の子はオシャレしないとね」

「む、むう……二人ともそう言うのなら……そうなのか?」

「「うん」」

 私とシャルロットさんがものすごい笑顔で頷きます。
 そのままラウラさんの髪の毛に触れます。おー、すごいサラサラ。これで手入れしてないって言うんですから世の中不公平です。

「オーソドックスにポニーテールとか」

 髪留めでラウラさんの髪の毛をまとめてポニーテールにしてみる。

「うん、いいね。ツインテールとかどうかな?」

 シャルロットさんが少し弄ってツインテールを作り出す。おお、これはこれで……でもー……

「うーん、似合ってますけど子供っぽくないですか?」

「そうかな? じゃあカルラみたいにサイドテールとか」

「思い切って3つ編み……とか?」

「そっちの方が子供っぽく見えない?」

「お、おいお前ら。遊んでないよな?」

「「もちろん!」」

 30分以上悩みぬいた挙句結局シンプルなポニーテールに。
 シンプルイズザベストって言った人は偉い!

「じゃあ行きましょうか」

 そう言って更衣室を出るために扉から出ると……

「ほっうっきちゅあーーーーーん!」

…………

「ん? どうしたカルラ?」

「入り口で止まって、何かあったの?」

「お二人とも今の見ました?」

「ラウラ何か見た?」

「いや、私の視界には何も映っていないが」

「そうですか……じゃあ私の勘違いですね……」

 白と青のワンピース姿の胸の大きい女性がウサミミを振り回しながら箒さんの名前を叫んで走っていったように見えたのですが……どうやら気のせいだったみたいです。疲れてるんですかね……
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