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IS《インフィニット・ストラトス》‐砂色の想い‐
初めての交友
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なり大きめです。

 どちらも触ってみると耳はすごい肌触りがよくて、肉球は本物なみのプニプニ感でした。恐るべし日本の技術。
 でもこれだと……

「き、黄色ですかね」

 そもそも手の部分が肉球では泳げないじゃないですか。これ本当に着ぐるみですよ。
 これならまだ黄色の方が泳げると……

「おー、カルカルは狐派なんだねー」

「え、えっとぉ……」

 そういう基準だったんですか? そもそもこれ狐だったんですね。狐って水着としてどうなんだろう……

「うんうん。私もー、こっちが良かったと思ってたからー。カルカルを信じてー、黄色を買うのですー」

 そう言うとのほほんさんは水着の山から這い出して地面に着地。前に動画で見たコタツから出てきた猫みたいな感じです。イメージ的に白にすれば良かったかも。

「ほら、決まったならさっさと行くよ? 皆待ってるんだから!」

「はーい、じゃあカルカルー、また後でねー」

「じゃね、カルラさん」

「あ、はい。また後で」

 以前と同じように相川さんの脇に抱えられてバッグのように運ばれていくのほほんさんを見ながら私は少し呆然としていました。
 そして何故か私の手にはのほほんさんが選ばなかった白い着ぐるみにも近い水着が……いつの間に……

「どうだカルラ。うん? そういうのが流行ってるのか?」

 呆然としていた私に対してラウラさんが声を掛けてきました。

「違いますので他のところ探しましょう」

 とりあえずしっかり否定しておかないと……

「む、うむ」

 そうしてしばらくラウラさんと水着売り場を探索していると偶然一夏さんが目に入りました。その横には織斑先生が……あれ、なんで? シャルロットさんは?

「む、嫁と教官か」

 またラウラさんが織斑先生のことを教官って呼んでる。

「その教官って言うの直らないんですか?」

「確かに言われてはいるんだが……こればっかりは中々直らん。」

「苦労しますね」

 まあ一回付いた癖というものは中々消えないものですし、こればっかりは慣れですね。

「おっとと、今は水着ですね」

 うーん、ラウラさんの体系的にオーソドックスにワンピースタイプかなー。

 モノキニ……ツーピース? ピンときませんね。さ、流石にスリングショットは………
 セパレーツは露出が少なすぎて学園指定のものと大して変わりませんし…
 となればやはりビキニ? ま、マイクロビキニとか……はダメですね。ラウラさんのイメージに合いません。
 やっぱり無難にワンピースタイプ! うん、やっぱり黒は銀髪と肌の色が映えるからいいかな!

「ラウラさん、これなんてどうで……ラウラさん?」

 何故かラウラさん
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