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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
夏だ!海だ!水着だ!思い出いっぱい作っちゃおう!ガツガツカレー編
第121話 豪華客船の旅!バカンスを堪能しちゃいます!
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白いですわ」


 ギャスパー君は賑やかな遊技場を見て充実した施設に驚いていた。映画館もあるようでアーシアさんがメリスマンっていう人の作品を元にした映画があると朱乃さんと盛り上がっていた。


 メリスマンという人は節乃さんと同じ美食人間国宝の一人らしく様々な書物を世に出して大ヒットさせてきた文豪らしい。私は難しい本とか読むと頭痛くなっちゃうんだよねぇ。


「おおっ!カジノもあるじゃねえか!」


 するとアザゼルさんが何かを見つけて騒ぎ始めた、そこは煌びやかな光が照らすカジノだったわ。


「カジノもあるんだね」
「ああ、当然未成年は入れないがな」


 祐斗君は意外そうに呟きイッセー君は私達では入れないと答える。


「なあイッセー、行って来てもいいか?」
「引率してる立場の人が優先して団体行動を乱さないでください、後ですよ」
「ちえっ」
「後そういうのにお金を使うなら自己の負担でお願いしますね、前にグルメピラミッドでお宝見つけてるからお金はあるでしょう?」
「分かってるよ、それくらいは自分で払うさ」


 アザゼルさんはちゃっかりグルメピラミッドでお宝を見つけたようで儲けたみたいなの、抜け目がないわよね。


「イッセー君、あの……」
「イリナとゼノヴィア、ギャスパーはG×Gに後から来てるからお金がそう無いだろう?お小遣いを渡すから安心しな」
「えへへ、ごめんね」


 オカルト研究部のメンバーは個人で食材を捕獲してお金に変えているからそれなりに稼いでいるみたいだけど、私とゼノヴィア、後ギャスパー君は最近この世界に来たから手持ちが少ないの。


「取り合えず100万はあればいいか?足りなかったら言ってくれ」
「いやいやあげ過ぎよ!」


 100万円の束を出したイッセー君にリアスさんがツッコミを入れる。あ、あれが100万円、凄い分厚さね……!


「そうですか?イリナとゼノヴィアは将来的に結婚するから婚約者みたいなものだしギャスパーは弟みたいなものだし妥当だと思ったんですが……」
「貴方身内に甘すぎよ……」


 そう言うイッセー君にリアスさんは呆れたように溜息を吐いた。こ、婚約者かぁ……えへへ?早くイッセー君と結婚したいな?


「イッセーと結婚か……ふふっ柄にもなく胸が熱くなってしまうな」


 ゼノヴィアも嬉しそうにほほ笑んでいた、気持ちは分かるわ。


「なら私が先輩の財布を管理しますよ、正妻ですので」
「わたくしも婚約者の一人として手伝いますわね」
「うぅ……私の出る幕はなさそうですね」
「にゃはは、皆でイッセーを管理しちゃえばいいにゃん」
「祐斗君は私達が管理するわね」
「うんうん、共通財産だし」
「あはは…
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