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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
夏だ!海だ!水着だ!思い出いっぱい作っちゃおう!ガツガツカレー編
第121話 豪華客船の旅!バカンスを堪能しちゃいます!
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」
「普段よく食べている蟹ブタやアーモンドキャベツなども手間暇かけて作られた拘りぬいたモノばかりですわね」
リアスさんはこの食事に使われている食材は普段私達が食べている者と見た目は同じだけど味が違うと驚いていた。朱乃さんの言う通り拘りぬいた一級品の食材なんだね。作ってくれた人たちには感謝しかないよ。
その後私達は大浴場でゆっくりした後ドレスアップして広い会場に来ていた。どうやらパーティをしているみたいね。
「美しい音楽に歴史を感じさせる彫刻や絵画、そこに年代物の美味いワインを添えれば……美しい、すべてが調和している。イッセー、これが調和だ。分かるか?」
「ん?ああ、そうだな」
「聞いてねーし」
サニーさんの話は難しくてよくわかんないわ。私とゼノヴィア、イッセー君はパーティに出されたオードブルを食べながらそう思った。
後ゾンゲがドレスアップしてないからスタッフに呼び止められていたわ。あの人いつもあの格好ね。
「ねえねえサニー君、これからダンスが始まるんだって!私と踊ろう!」
「踊るなら俺は猫の方が……って引っ張んな!」
ドレスを着たセラフォルーさんがサニーさんを引っ張っていった。どうやらダンスが始まったみたいね。
「イッセー君、私と……」
「先輩、踊りましょう」
「ああ、いいぜ」
「あっ……」
イッセー君を誘おうとしたけど小猫ちゃんに先を越されてしまった。
「良かったら私と踊らないかしら?」
「リアスさん……」
落ち込む私にリアスさんが声をかけてきた、私は彼女の優しさに感謝してリアスさんとダンスをすることにした。
「私こういう事したことないんだけど……」
「大丈夫、私の動きに合わせて」
私は言われたとおりリアスさんの動きに合わせて体を動かしていった。最初はぎこちなかったけどリアスさんにリードしてもらったお陰でマシにはなったかな?
「これでイッセーとも踊れるわね」
「もしかしてリアスさん、その為に?」
「フフッ、頑張ってね」
リアスさんはそう言うと朱乃さんに声をかけた。
「イリナ」
「あっ、イッセー君」
するとイッセー君が側に来て声をかけてくれた。
「良かったら次一緒に踊ってくれないか?」
「えっ……」
イッセー君はそう言って手を差し伸べてきた。私は一瞬驚いてしまい動きが止まってしまったけど直に思考を切り替えてその手を取った。
「うん、喜んで」
そして私はイッセー君とダンスを始める、リアスさんのお蔭で何とか形にはなってる。
「イリナ、そのドレス凄く似合ってる。綺麗だ」
「イッセー君……」
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