暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
夏だ!海だ!水着だ!思い出いっぱい作っちゃおう!ガツガツカレー編
第121話 豪華客船の旅!バカンスを堪能しちゃいます!
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side;イリナ
久しぶりに私の視点だよ!砂漠から帰ってきた私達はスイーツハウスでのんびりしているの。シュークリームのソファを齧りながらまったりしているとチョコを食べていたリアスさんがあることを話し始めたわ。
「今年は海に行ってないわね」
それを聞いた他のメンバーがリアスさんの方に視線を向けた。
因みに祐斗君、ティナさん、リンさんはデートに行っていてここにはいないよ。アザゼルさんも駒王学園に行ってるわ、色々準備をしないといけないみたいなの。
「どうしたの、リアス?急にそんな事を言ったりして」
「朱乃や小猫達は知ってると思うけど私達は毎年この時期に海に行ってたじゃない、今年は修行ばかりで海に行っていないなって思ったの」
「山に入ったりしたけど過酷な場所でしたしね」
テリーを撫でていた朱乃さんがキョトンとした顔でそう聞くとリアスさんはいつもはこの時期に海に行っていると話す。
それを聞いていた小猫ちゃんはメルクマウンテンに行った事を思い出して苦笑していた。ヘビーホールは本当にキツイ場所だったもんね。
「ふむ、海か。訓練で泳ぎをしたことはあるが遊んだことはなかったな」
「そういえば教会の戦士になってからそういう事はしてなかったわ。昔はイッセー君とよく海に行って遊んだわよね」
「ああ、お互い真っ黒になるまで遊んでいたな。イリナが中々海から出たがらないからおじさんが怒るのが定例だったな」
「そ、それは言わないでよ〜……」
ギャスパー君、ルフェイさんとトランプをしていたゼノヴィアが教会で訓練で水泳をしたなと話す。このピチピチスーツを着ての特訓はいろいろしたわねー。
私はそれを聞いて昔まだイッセー君のご両親が存命だった時に家族ぐるみで毎年海に遊びに行っていたことを思い出した。
あの頃の私は普通に上を脱いでパンツだけで海に入っていたわね、だって上に何か着るのが不快だったのよ。ママが呆れていたって前に聞いたわ。
まあ流石に今はそんなことできないけどね、イッセー君と二人きりなら全然OKだけど?
するとイッセー君も話に入って昔のことを話し始めた。私が夕方になってもぐずって海から出なかったことを話されて恥ずかしくなっちゃったわ。
でもイッセー君と思い出を共有できるのは嬉しいわね。
「イリナはイッセーと思い出が合って羨ましいにゃん。ねえイッセー、私とも夏の思い出を作ろうよ」
「夏の思い出か……何がいいかな」
イッセー君の膝の上に座っていた黒歌さんが体勢を変えてイッセー君に甘えるように抱き着いた。イッセー君は黒歌さんの背中に手を回して軽く抱きしめて彼女の頭を撫でると黒歌さんは幸せそうに笑みを浮か
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