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IS《インフィニット・ストラトス》‐砂色の想い‐
趣味と人
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 パクパク……

 だってまだ時間ありますし………うーん。

 モグモグ…

 そういえばさっき一夏さんとじゃなくてのほほんさんと同じクラスって言われましたね。

 ウムウム……

 ということは簪さんはのほほんさんとお知り合いなのでしょうか? もう少し話を聞いておきたかったですねー。

 カチャカチャ……あれ?
 
 はっ! 考え事をしていたら朝食がもうないです! 何てことでしょう……やはり考え事をしながら食事をするものではありませんね。味が全然分かりませんでした……

 時間もいい感じですし、私は先に行きますよーっと。あの剣幕の3人に巻き込まれるのはゴメンですからね。

 学食を出ると何故か顔を真っ赤にしたシャルロットさんが走ってきました。

「おはようございます。シャルロットさん」

「わ! カルラ! お、おはよう! ごめん、僕急いでるから!」

 そう言ってシャルロットさんは学食に入っていきました。珍しい、あのシャルロットさんが寝坊だなんて。相部屋は軍規を具現化したようなラウラさんのはずですから寝坊なんてするはずないんですけど……そう言えば何でラウラさんはシャルロットさんとじゃなくて一夏さんと箒さんと一緒に? 早朝のことなんて知らないですよ?

 時間的に今から朝食だと遅刻ギリギリですね。ファイトですよ、シャルロットさん。

 結局シャルロットさんは間に合わず遅刻……ではなく遅刻しない過程でISを部分展開とはいえ学内で使った方が問題視され、その上何故か一緒に一夏さんもいたので放課後の教室掃除の罰を言い渡されました。

 何か今日のシャルロットさんはらしくないです。何かあったんでしょうかね?


――――――――――――――――――――――――――――――


 時間は放課後、今日は一夏さんとシャルロットさんが朝のIS使用の件の罰で教室の掃除を行っていて練習はしないということなので部屋に戻ってきました。
 一夏さんがいないと皆さん部活に行くので必然的に私は一人で寮の部屋に戻ることになります。私も何か部活やりましょうかね?
 そう考えながら扉に鍵を差し込むと……

「うん?」

 あれ? 開いてる。
 ………も、もしかして泥棒!?
 ……いえ、IS学園に限ってそれはないでしょう。ということはただ単に朝に鍵を掛け忘れたんでしょうか?
 今日は箒さんの方が出るのが遅かったので分かりませんね。

 電気は……点いてません。どうやら鍵を掛け忘れただけ……


ガサゴソ


 今……音がしましたよね。気のせい?


ガサガサゴソゴソ


 明らかに誰かいます! しかも漁ってます! やっぱり泥棒!?
 落ち着け……相手が泥棒なら不意を付いて後頭部に
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