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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
人造人間編
第十九話 亀仙流の教え 弟子2人の超バトル!!
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ころでその後の攻撃が当たらないかもしれねぇ。目が見えない状態で近づくのは危険だ。だったら瞬間移動してすぐに気爆破でクリリンを吹き飛ばすか?いやだめだ。クリリンをこれで倒せる確証がねぇ。)
ワサビは思考をめぐらした。今までの経験を生かして打破をする策を考える。
そして一つの結論にたどり着いた。
「まだ参ったとは言えないな。なぜならここから勝てるビジョンが見えるからな。」
「そうか、なら食らいやがれ!気円斬!!」
クリリンは気円斬を放った。
気円斬は空気を切り裂きながらワサビの胴体に向けて迫る。
だがワサビは気円斬が来る前に大きくジャンプすることで躱した。
「ワサビ!!それで終わりだと思うんじゃないぞ!!」
クリリンが大声で叫び気円斬を気のコントロールで操り、再びワサビの方へ仕向けた。
クリリンも初撃は躱されるだろうと思っていた。だからこその二段構え。
今度はワサビがいる場所が空中だ。空中ではどんなに能力が高くても身体を動かしにくい。
今は気円斬の格好の的だ。
ワサビは今、目が見えない。つまり五感の内の一つを潰されている。
こんな話を聞いたことがないだろうか。視力を失った青年が聴力を武器にして、音楽関係で有名になったという話を。
一つの物を失ったことで一つの物を開花させる。これは今のワサビにも例外ではなかった。
ワサビは今、一時的に視力を失ったことで、別のものが急成長した。
それは気だ。今のワサビは視力を失ったことで相手の位置やその他もろもろの多くの情報が手に入らなくなった。だからこそ今ワサビに情報を与えられるのは気しかない。
ワサビはクリリンの気と気円斬の気をしっかりと捉えていた。
気円斬が後方から迫ってくる。このままでは右半身がえぐり取られるだろう。
ワサビは身体を左に動かした。クリリンは一瞬驚いたが、続けて気円斬をワサビに向けた。
だが一度よけれた技はもう通用しない。ワサビは真正面からくる気円斬を衝撃波で破壊し、クリリンの気がある方へ向き、かめはめ波の構えをした。
クリリンはまぐれだろうと思い、高速で逃げ回るが、ワサビの身体の向きがこちらを常に追っているのを見てその線を追うのは諦めた。
だったらかめはめ波が放たれる前に叩き落すしかない。
クリリンは岩場を蹴り、ワサビへと一気に近づいた。
だがその瞬間もうかめはめ波のチャージは済んでおり.....
「そこまで!!」
亀仙人の声がしたことでお互いが戦うのを止めた。
俺は手に溜めた気を空へと逃がし、超サイヤ人の状態を解く。
クリリンも気の開放を止め、亀仙人様のところへ向かっていった。俺も後を追いかけ、カメハウスに降り立つ。
「ほっほ、長生きはするもんじゃ。なかなかいい
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