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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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 次の朝 泉希は私と顔を合わすなり

「ねぇ ねぇ 昨日 どうなった?」

「うん 好きだって言ってくれた 忘れてないって 今度、日曜 河川敷の公園でデートの約束した」

「よかったやん 今日のみゅん 輝いてるでー」

「そう? 可愛い?」

「誰が 可愛いってぇ?」

 水屋利勝だ。いつの間に来てたんだろう。

「あっ 利勝君 おはよう あのさー この前の体育の時 利勝君 トップだったよね すごいネ」と、私は、場を取り持ったつもりだっんだけど

「あぁー たまたまなー だけど まわりが騒がしいんで 後ろをみたら 黒いのが追いかけてきてた 実質 負けたんだよな お前 すごいな」

「まぁ たまたまだよー」

「こいつは そーいうとこ 頑張るんだけど いざとなると ヘタレなんだよー」と、泉希がきついことを言ってきてた。だけど、利勝君は何にも言い返せなかったのだ。

「なぁ 利勝君 今度 一緒に遊ぼうよー 野球とか」

「へっ 野球? そんなん どこでやるんやー」

「どこでって 公園とか どこか 広場とか」

「あのなー 公園なんかは ボール禁止やでー 広場って どこにあるねん」

「えぇー そーなん? じゃぁ 何して 遊んでるん?」

「まぁ ゲームが多いかなー」

「なんや それ! ゲームって テレビゲームかぁ つまんないの! 人生それでええんかーぁ そこに 愛はあるんかぁー」

「ふふっ みゅうみゅんって おもろいなー 確かに ウチのクラスでも水島実海って みんなが気にしてるみたいだぜ 最初男だった思ってたんだけど・・・女なんってなって 案外 可愛いしな 階段で飛んでるとこ 有名になった」 

「へぇー そうなん? 可愛い?」

「バカ そーいうとこ アホちゃうか? なぁ 泉希?」

「うっ まぁ 無邪気よねー でも 不思議ちゃんなんだよー」と、泉希ちゃんも戸惑っていた。その日、学校でお昼前の休憩時間に

「うっせなー そんな髪の毛ふらふらさせてよー 触ってたからってどうなんだよー」と、すみれちゃんのポニーテールにしている髪の毛を持ち上げて

「ブタのくせに 気取ってんじゃあないぞー このブタ ブタ 小ブタ」と、すみれちゃんは泣き出していた。

「こらぁー 泣いてるじゃぁない! このー どぶネズミがぁー」私は、見兼ねて声が出てしまった。

「なんだぁー 誰がどぶねずみじゃー」小泉道弘だ。

「女の子をいじめるなんて それも、女の子を辱めるようなことを・・・ 男の腐った どぶねずみ よ!」

「うっさいワー! お前 みたいな 男みたいな真っ黒なイタチみたいのに 言われたぁないわー」

「そのイタチでも ねずみぐらい やっつけるのぐらい 平気じゃぁ
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