オペレーション5_5 for 7 ?終曲?
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跡地に現れたためセブンに近づこうとしていた。
「目標発見、オペレーション 5_5 for 7、開始!」
ウルトラホーク1号に乗り込んだ桐山の号令によって作戦が開始される。
「…ん、この音は?」
いつの間にか校舎の屋上で寝ていたマユカ達は飛行機のエンジン音のような轟音で目を覚ます。
「そんな!あれは!」
マユカは飛行するウルトラホークを見て驚く。
「マユカ、あれが何か知ってんの!?」
アヤネはマユカに尋ねる。
「私は知っている、あのことを。」
「あのことって、あの戦闘機のこと?」
「うん、秘密…って言いたいけど、あんなふうに活躍していたら隠せないよね。」
マユカはラルバスターにレーザー攻撃を行うウルトラホーク2号を見ながら答える。
「本当は絶対言ったらいけなかったんだ、ウルトラホークが何なのか。」
「ウルトラホーク?」
「あれはウルトラ警備隊の主戦力、ウルトラホーク。地上や地底での活動用戦力、マグマライザーを搭載した3号に、宇宙空間では秒速600万mで飛行できる2号、そして地球防衛の要になる、α、β、γの3機が合体する1号があるの。」
ラルバスターを攻撃するウルトラホークを見ながらマユカは説明する。
「おのれ、地球人め!まだそんなものを隠し持っていたとは!」
ジスタード星人は怒りを顕にしながらウルトラホークのエネルギーを奪うようにラルバスターに命令する。しかし、ウルトラホーク1号は高速で分離し糸を避けると、すぐに再合体し、ラルバスターを攻撃する。
「嘘…あんな高速での分離合体なんて情報、私知らないんだけど!」
マユカは目の前で繰り広げられる戦術に驚きを隠せずにいる。
「キングジョーの解析をしていたデータが、こんな形で役に立つとはな。」
β機を操縦しているアマギは得意そうな顔で言う。
「ダン、今助けてやるからな!」
3号から排出されたマグマライザーに乗り込んだソガはドリルを駆使してセブンの手足に纏わりつく糸を剥がしていく。
「そっちが狙いか!ラルバスター、あのマシンを狙うのよ!」
ジスタード星人はラルバスターにマグマライザーを狙うように指示を出す。しかし、
「ホークミサイル、発射!」
ウルトラホーク1号の主戦力であるホークミサイルによって行動が阻害される。そして、マグマライザーは糸玉を全て破壊する。すると、セブンの胸部に太陽の光エネルギーが収束してゆく。その光が落ち着くと、セブンの瞳とビームランプに再び光が灯り、セブンは立ち上がる。
「よし、俺達のセブンが帰ってきたぞ!」
キリヤマは喜びの声を上げる。
「デュワッ!」
セブンはウルトラホークに対して頷き、ファイティングポーズを構える。
「何度立ち上がっても同じこと!ラルバスター、もう
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