暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/WizarDragonknight
変身
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
__その名はshooting star___が、それぞれ天使の翼のように広がる。
 それは正面で六角形を描き、その中心でセラフのエネルギーによる盾を作り出す。
 するとその盾は、隕石を受け止め、むしろその頑丈さによって隕石を破壊する。
 目を見開いたアマダム。だが。

「甘いわ」

 すぐ背後に、リゲルが回り込んでいた。

「何……!? あれほどの数の攻撃を……!」
「アレ程度の数の隕石、弾道計算も容易いわ。シールダーに夢中で私に気付かなかったようね」

 そう言って、アマダムの背中に砲台の銃口を押し当てる。

「シュート!」

 ゼロ距離で発射される青い光線。背後から押し出されたアマダムだったが、その勢いを利用して上空へ滑空。

「逃がさねえ……お前はここで落とす!」

 だが、すでにファルコマントを付けたビーストが上空へ先回りしていた。
 アマダムよりも幾分か高い高度へ上昇し、指輪を発動。

『バッファ ゴー バッバ バ バ バ バッファ』

 赤い闘牛のマントに書き換わったと同時に、ビーストは自由落下の勢いを利用してアマダムへと突撃。
 脳天からの衝撃に耐えられず、アマダムは地面へ落下。大きな土煙を巻き起こした。

「参加者共……!」

 煙の中から、アマダムがその姿を現す。
 だが、すでに龍騎が次の一手を___自らの紋章が描かれたカードをドラグバイザーに装填していた。

『ファイナルベント』
「はああ……!」

 龍騎が、両腕を伸ばす。同時に、咆哮とともにドラグレッダーが龍騎の周囲を旋回。
 ドラグレッダーへの舞を捧げ、大ジャンプ。

「だああああああああああああああああっ!」

 体を回転させ、紅蓮の炎に包まれた(ドラゴンライダー)キックが放たれる。それは、アマダムの顔面に命中、大きくのけ反らせた。

「行くよッ! ソロッ!」
「フン……!」

 響とブライが、それぞれ拳を固める。黄色と紫の光がそれぞれの腕に宿り、同時に飛び上がる。

「ふざけるなあああああああああ!」

 叫んだアマダム。その口から発射された光線が、響とブライを飲み込んだ。だが、二人の突進する拳はそれを掻きわけ、やがて完全に打ち破る。

「だりゃあああああああああああああああああッ!」
「ふんっ!」

 二人の拳はそのままアマダムの胸元に叩き込まれ、貫通する。
 続いて、アマダムの周囲に青いパネルが表示されては消えていく。

「終わりよ」

 やがて、青の世界の技術が、この地に降臨する。
 青い光が何重もの球を描き、その中心でリゲルが砲弾を放った。

「シャイニングブリッツバースト!」

 青い光線は、そのままアマダムの右ひざに命中。
 バランスを
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ