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ウルトラセブン 悪夢の7楽譜
オペレーション5_5 for 7 ?序曲?
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雄、ウルトラセブンの正体なの!」
 マユカは事実を語る。
 「あのジジイが?冗談でしょ…」
 マユカの発言をアヤネは受け入れられずにいる。
 「俺はそうなんじゃないかって思っていたけど、やっぱりそうだったんだ。」
 アキヒサは以前の経験から納得する。
 「セブンが現れるのは、それだけ地球を狙う宇宙人が現れるということなの。数多の侵略者に狙われる度にモロボシさんは地球に現れて、セブンになって命をかけて私達を守ってくれたの。」
 「どうしてセブンから見たら他所の星の宇宙人の俺達を守ってくれてたんだよ!?」
 リョウトはマユカに尋ねる。
 「モロボシさんは、セブンはそれだけ宇宙から争いのない、平和な世界を目指していたから。争いを求める人は相手の事情なんて考えないから、武力で押さえつけるしかなかったの。そうしないと、平和を愛する星が、失われてしまうから。ソガ君、見たでしょ?あれが侵略者のやり方なの。内部に入り込んで、耳障りのいい言葉で相手の抵抗を奪って、制圧してくる。私はお祖父ちゃんから聞いていたから、ずっと、地球はまだ宇宙からの脅威に耐えられないと思っていた。モロボシさんが来たときには安心していた。これで地球は安泰だって。でもそれは、モロボシさんありきのものだった。そして、そんなモロボシさんが勝てなかった!」
 マユカは泣き出す。正義感が強く、ダンと行動する機会が多いだけに、ショックも大きかったのだった。
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