オペレーション5_5 for 7 ?序曲?
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奪っているのはわかっているんだ!」
会場にダンが現れる。
「私が怪獣を?一体なんのために?」
「侵略目的ではないのか?調べさせてもらったぞ。そもそもニミンダ・アノニムなんて人間がこの世に存在したことが一度もないということも!」
「何を証拠に?」
「自身の戸籍を作ることに執着しすぎて、親族の部分がおろそかになっていたみたいだな。平和機構の長官になって、何が目的だ!」
ダンはニミンダが人間ではないことを看破する。
「……はぁ、もう少しでうまく行くところだったのに。これだから人間はしぶとくて嫌なのよ。」
ニミンダは悪態をつく。
「宇宙人であることを認めるんだな。」
ニミンダの態度を見たダンは警戒する。
「ええ、そうよ。そして、この姿を覚えているかしら?」
ニミンダは擬態を解き、本来の姿を晒す。
「貴様、ジスタード星人だったのか!」
「ええ。すべては、24年前から計画していたわ。地球が先住部族と現部族との見識の違いが解決していないことを知った私達はノンマルトを自称している部族を唆し、私が国際平和機構の長官に成り代わってノンマルト議題を提出し、日本に判を押させて武装を排除。あとは旦那に来てもらって地球を明け渡してもらえば全て手に入ると思っていた。それが、ウルトラセブン1人のせいで全て台無しになってしまった!」
「あのとき侵略に来たジスタード星人はお前の夫だったのか!」
「そうよ。まあ、使えない男だったけれど。それに、大切なことを一切報告してくれないし、あんな勝利宣言をされたせいで作戦が頓挫してしまったし。でも今回はそうは行かない。ここには国際平和機構の重役達が集まっている。これほど好都合なことはないわ。現れなさい、集電機獣ラルバスター!」
ジスタード星人の命令を受け、芋虫型のロボット怪獣、ラルバスターが咆哮を上げながら現れる。
「くっ!」
ダンは会場から離れる。そして、
「デュワッ!」
物陰に隠れてウルトラアイを装着し、セブンに変身する。
「やりなさい、ラルバスター!セブンを倒すのよ!」
“ブゥオオオンッ!”
ジスタード星人の指示を受け、ラルバスターはセブンに突進する。セブンは突進してきたラルバスターを避け、ウィンダムを召喚し、向かわせる。しかし、
“ブゥオオオンッ!”
ラルバスターがウィンダムに糸を吹きかけると、ウィンダムはピタリと止まり、うつ伏せに倒れてしまう。
「ラルバスターはエネルギーを餌にしている怪獣よ!このまま行きなさい!」
ウィンダムのエネルギーを吸収したことで活発化したラルバスターはセブンに突進を繰り返す。
「セブン、負けないで!」
屋上で戦闘の光景を見ていたマユカはアヤネ、アキヒサ、リョウト、ナリユキに見られながらセブンを応援す
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