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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
第1章
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んと山本さんが帰ってきた。おじさんは、今、専務さんで、この会社と自分の会社(アメリカ雑貨)の両方を見ているらしい。アメリカ雑貨の店は京都に2店展開していた。山本さんは、お母さんが子供の頃から勤めていて、今は、取締役部長と言っていた。前に来た時も、結構、遊び相手になってくれて、奥さんと子供達と遊園地にも連れて行ってくれたりもしたのだ。

「いとはん おかえりやす また べっぴんさんにならはりやしたなぁー 相変わらず 上品な感じが・・」

「山本さん やめてよー もう いとさんって言うのも・・ それに もう 30超えているのよー」
 
「いやいや これからでんがなー 女の色気というかぁー つやつやしてまんがなー」

「やめて! 子供の前でー 相変わらず 君はバカなのか? 取締役でしょ! 気品ってものが・・ないの?」

「えへっ 大阪流ですわー みゅうみゅん おじさんのこと覚えてる?」

「うん 覚えてるよー いつも 遊んでくれていた お腹 だいぶ出たネ」

「はっ ははー 相変わらず はっきり 言うのぉー みゅうみゅんも頭 短くしたんかぁー 男の子みたいだぞー お母さんは髪の毛が長くて、肌も白くて 美人だったんだぞー」

「言うなぁー! 長いと わずらわしいからネ みゅうみゅんはお母さんと違うんじゃー」

 確かに、お母さんは、美人で愛想もいいから、昔から民宿のお客さんなんかからも人気があるのだ。

 夜になって、ご飯の前に近くの料理旅館のお風呂に、じっちゃんと紳おじさんが連れてってくれることになって。お母さんは、お友達と会ってくるからと、別に、出掛けることになっていた。多分、たっ君のお母さんとだと思う。

 お風呂に行くとなった時、お母さんが

「みゅうはおうちで待ってなさい。お母さんが帰ってきたら、一緒にお風呂入ろー」

「わんねー 嫌! みんなと行く!」

「だって みゅうの他はみんな男だよー」

「それがなにかぁー? わんねー いつも、おとんとか碧広と一緒だから、お〇ん〇ん 見慣れてるモン 平気 平気」

「あのさー みゅう ・・・ お母さん やっぱり 心配よー あなた ひとりで やっていける?」

「平気 平気 たっ君も近くにいるからね」

「お母さんは それが 一番 心配よ あなた 女の子だってこと 忘れないでよ! もう あんなことしちゃぁだめよ! 」

 お風呂から帰ってきた時、もう、お母さんも帰って居た。

「まわぁんまー じっちゃんが 箱寿司 買っていけってー まわぁんまーが大好きなんだってー」お母さんに持って行ったのだが

「まわんまー ねーねーがね お風呂で紳おじちゃんに 叱られてたんだよー」

「えぇー どうして?」

「こらー 碧広 チクルな!」
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