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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第四百十話 混乱 その4
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いきや、これで木藤の東京行きはとりあえず阻止できた。
街路地を走って逃げる木藤リョウ。
4人も駅のホームのフェンスをよじ登って、街路地に着地する。
走って逃げる木藤リョウを4人で追いかける。
木藤リョウの横をサイレンを鳴らしていないパトカーが通り過ぎる。
パトカーがサイレンを鳴らしていないにも関わらず、長い潜伏生活の影響で木藤は反射的に立ち止まってしまう。
そう、ケーサツへの過剰な警戒心が木藤の両足を止めてしまったのだ。
加藤モトヒロが木藤リョウの首根っこをつかんで、路地裏に連れていく。
動きを止めた木藤リョウの周囲を一斉に取り囲む4人。
加藤モトヒロが木藤の顔を思いっきり殴る。
「木藤ィ!なんで俺たちを裏切ったァ?お前のせいで石川ユニは大変な目に遭っているんだぞォ?」
上松サトツが続く。
「そうだァ!木藤ィ!自己反省しろォ?」
加藤モトヒロの言葉が理解できない、木藤が尻澤エリコに尋ねる。
「俺のせいで...石川ユニが大変な目に遭っているだと?いったいどういう意味だ?」
「石川ユニと...セッ●スしたんですか...?」
「セッ●ス...ああ、したよ、セッ●ス、それがどうかしたのか?」
木藤の言葉に4人は顔面蒼白になる。
「石川さんは、裏切り者のあんたとセッ●スした疑いをかけられて、縄で手足の自由を奪われたんです!石川さんがあんたとセッ●スした事実が認められれば、石川さんはおそらく、『自己反省』と称したひどい拷問を受けるでしょう...」
木藤リョウが激怒する。
「だから、俺は石川に言ったんだ!こんなイカれた組織なんかやめちまえって?俺はちゃんとこうならないように石川に忠告したんだ?なのに?」
「私たちは、木藤さん、あなたを生きたまま山に連れて来いとの命令を受けています、おとなしくついてきてくれますか?」
「バカか、おめぇら?ナガヌォベースで拷問されて殺されるのがわかってるのに、山を登るわけねぇだろうが?」
「でも、このままだと、石川ユニさんが...!」
「知るか、そんなこと!俺はちゃんと忠告したんだ!俺は悪くない!自業自得だァ?」
「なら...なら、私たちはどうすればいいんですか?私たちは石川ユニを助けたいんです?山に登って、石川さんとセッ●スしてないって、倉都テツオに伝えてください、そうすれば、石川さんは死なずに済むんです?」
「それで?代わりに俺が山を脱走した罪で拷問されろって?ふざけんじゃねぇよバカ野郎?俺のケツ追っかけてる暇あんなら、おめぇらもとっとと、どっかに逃げちまえばいいじゃねぇか?」
木藤リョウの言葉が4人を誘惑する。
そう、山を下りた今なら、ナガヌォ県から逃げられる。
でも逃げた先になにがある、ケーサツと紅軍連合に目におびえながら過ごす生活のいったいどこに平和がある?
そう、4人に残
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