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ウルトラセブン 悪夢の7楽譜
超兵器の証明
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す。プロジェクト・ブルーとか太陽エネルギー計画とか、色々な書類を見て好奇心が刺激されたんですけど、ある2つの書類だけ、見ようとしたらお父さんに怒られたんです。一つはノンマルトとの資料。もう一つが、ギエロン星事案と記されていた書類でした。」
 「隊長、忘れていなかったんですね…」
 マユカの話を聞き、ダンはつぶやく。
 「そのギエロン星については、私達は知りません。でもきっと、そこで何かがあって、超兵器は葬らないといけないことになったんだって、気づきました。」
 マユカはダンのことをまっすぐ見つめながら言う。
 「残念だけど、僕の口からは直接話せない。だから…」
 ダンはマユカにテープレコーダーサイズの無線機を渡す。
 「これは?」
 マユカは渡された無線機に疑問を抱く。
 「三日後の夕方、ゼクティアン星人と話す約束を取り付けてある。その時の会話をそれで聞いてほしい。」
 ダンは無線機を渡した理由を説明する。
 「わかりました。モロボシさん、その話、ソガ君にも聞かせて大丈夫ですか?」
 マユカは対話のことで質問する。
 「ナリユキ君になら、聞かせても大丈夫だ。」
 ダンからの許可を受け、納得したマユカはダンと別れて帰宅したのだった。

 それから三日後、放課後になりマユカはナリユキを引き止める。
 「ソガ君、これから時間は空いている?」
 「今日はすぐ帰るつもりだったけど、どうしたの?」
 「ソガ君に聞いてもらいたいものがあるんだけど、大丈夫?」
 「大丈夫だけど。」
 「それなら、屋上まで来て。」
 ナリユキの了承を得たマユカはナリユキを連れて屋上へ出た。
 「それで、聞かせたいものって何?」
 ナリユキの質問を受け、マユカは無線機を取り出す。
 「いまからモロボシさんがゼクティアン星人と話をするんだけど、その会話がここに流れてくるの。ソガ君には、聞いてもらいたくて。」
 マユカは無線機の電源を入れる。
 “あなたが俺に会いたいと言っていた、ウルトラ警備隊に所属していたモロボシさんですか。”
 “この間の対談は聞かせてもらったよ。君に話したいことがあって、今日は来たんだ。”
 扉の開く音が聞こえ、ダンとゼクティアン星人はどこかの部屋へ入っていった。

 「この間の話を聞いていたんだったら教えてくれ!超兵器R1号はどこに配備されているんだ!」
 ゼクティアン星人はウルトラ警備隊員に聞けば解ることがあるのではないかと期待する。
 「落ち着くんだ。あの計画は55年前、計画そのものが白紙になり、資料も全て焼却処分となったんだ。」
 ダンは計画の結果を端的に伝える。
 「なぜだ!あれだけ素晴らしい防衛設備を、どうして廃棄したんだ!」
 「君は知らないだろう。超兵器が作られる過程で、一つの平和な星が
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