第二章
[8]前話
「八条鉄道のね」
「あの日本全国に路線のある」
「あの鉄道会社の人?」
「そうだよ、札幌市の駅の一つの」
そちらのというのだ。
「駅員なんだ」
「叔父さんそうだったんだ」
「駅員さんだったんだ」
「そうだよ、北海道でもね」
この場所に暮らしていてもというのだ。
「色々なお仕事があってね」
「それで働いてるんだ」
「そうなの」
「お役所で働いている人も工事現場で働いている人もいて」
そうした人もいうのだ。
「それでなんだ」
「駅員さんもいるんだ」
「叔父さんみたいな」
「そうなんだ」
甥と姪に優しい笑顔で話した。
「そのことがわかったかな」
「僕わかったよ」
「私もよ」
兄妹はそれぞれ叔父に答えた。
「本当にね」
「よくわかったよ、叔父さんを見てね」
「それは何よりだよ、じゃあ今から晩ご飯にしようか」
叔父は二人にこちらの話もした。
「皆で仲良く食べよう」
「何?晩ご飯は」
「何を食べるの?」
「ジンギスカン鍋だよ」
北海道名物のというのだ。
「それだよ」
「あっ、羊だね」
「あのお肉食べるのね」
兄妹はその料理の名前を聞いて笑顔になった、そのうえで言った。
「美味しいわよね、ジンギスカン鍋も」
「そうだよね」
「羊のお肉の匂いがあるけれど」
「それでもね」
「美味しいよね、じゃあ皆で食べようね」
笑顔で話してだった。
二人は駅員の叔父と彼の家族それに両親と共にジンギスカン鍋を食べた、それからも北海道での日々を楽しみ。
笑顔で仙台に戻った、そして仙台に戻って話した。
「北海道にも色々なお仕事の人いるね」
「そうよね」
「猟師さんやお百姓さんや漁師さんだけじゃないんだ」
「叔父さんみたいな人もいるのね」
「本当に色々なお仕事の人がいて」
「頑張ってるのね」
他の地域と同じくだ、このことがわかって話すのだった。そしてまた叔父さんに会いたい北海道に行きたいと思うのだった。
北海道の親戚はどんな人か 完
2023・8・22
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