巧い話にゃ裏がある
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緩衝材をふんだんに入れた桐の箱に入ったワインを2ケース持って、リュカさん夫妻が帰っていった。
かなり疲れ切ったお義父さんを横目に妻と自宅に帰りベッドに入る。
「はぁ……」と大きい溜息と共に妻が……
「結局リュカさんの一人勝ちですね」
と、ちょっと嬉しそうに言ってくる。
やっぱりまだ彼に惚れてるのだろうか?
「お義父さんも言っていたが、将来の宣伝効果を見込めば、今回の出費は少額と言える……はずだよ」
「そういう事ではなく……リュカさんは家に来る度に、何かしらの得をしていきます。それが一人勝ちだと思うのです」
確かにその通りだな。
気を引き締めないと全部持って行かれてしまうかも知れない。
気を付けないと……
アンディーSIDE END
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