地域の活性化と抗えぬ血筋
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、流石フレイちゃん……何時も良い事を言う! よ〜し、話し合いで解決するぞー!」
そうは言いながらも拳を握りしめシャドウボクシングするリュカ。
「もう……嫌」
両手で顔を覆って項垂れるフレイ。可哀想……
「お姉ちゃん……趣味悪い!」
遠回しに私の男の趣味もディスってくる。可愛くない……
ビアンカSIDE END
(ラインハット王国:アルカパ)
ポピーSIDE
「あ〜あ……サンタローズにした悪戯、バレちゃった。誰よぉ密告ったの」
愛しの両親が完全に帰った事を確認して、白々しい口調で目撃者に視線を移す。
勿論、彼女が言ってない事は解っているわよ。
「あんな事する人間は限られてますから、あの人になら直ぐにバレますよ。侮りすぎじゃぁないですか?」
私の視線をモノともせず、寧ろ蔑んだ目で睨んでくる。
怖いわぁ〜(笑)
「ゴホンっ……さて町長。分け前を与える相手が減った所で、再度今回の企画の話しをしましょうか」
私達の可愛らしい姉妹喧嘩を止めるべく、マイダ〜リンが司会進行役に躍り出る。
う〜ん、格好いい!
「その前に……私と妻の事をもう少し知ってもらった方が、今後に支障が出ないと思います。騒がずに聞いて下さい」
「え……あ……はぁ……先程の方の娘さん夫婦……ですよね?」
まぁウソは吐いてないわ。詳しく言ってないだけで。
「申し遅れました、私はコリンズ。ラインハット王国ヘンリー副王の子……第一王位継承権を持っている者です」
「「「えええええぇぇぇ!!!!!」」」
当然だが町長等から驚きの声が響き渡る。騒がしくなった!
「ども、妻ッス」
もう長ったらしく説明する必要も無いだろうから、気さくに簡略して自己紹介は終える。
突然目の前に王族が現れたから硬直してなさる(笑)
「あ、あの……では先程の方……リュカ様は……グランバニアの……」
「ストップ!!」
町長夫人が事実から導き出した現実に辿り着き発言をしそうになった瞬間にフレイちゃんが大声でストップ・ザ・マダムする。
「町長夫人……先程の方とは誰の事ですか? 何か夢でも見ておられたのですか? ここには私達しかいませんけど?」
王族のお家事情に詳しい平民は少ない。
でも気にしないで居たけど、知ってる噂好きも居るのね。
「あ、あのさ……フレイのお父「フェルマーは私の事キライ?」
あら……フェルマー君は知らなかったのかしら?
フレイちゃんは知られたく無かったのかしら?
「す、好きだよ!」
「じゃぁあの人が何者かなんて関係なくない?」
真実に辿り着かせたくない娘っ子は、無い乳押し当ててセクシーに迫る。
「う、うん……」
「じゃぁ私だけを見て?」
腕
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