モテる男はツラいぜぇ
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って突然襲いかかる行為が許される訳ないだろ!」
恐怖で小さくなり震えている熟女シスターを解放する様に抱いているババアが、俺のことを口撃してきやがる。
「コイツ、昨日ウチの宿屋で『部屋を変えろ』と無茶を言って騒いでた野郎だぞ」
俺等を囲っている人集りの中から、突然発言してくるジジイがいる。
如何やら宿屋の主人のようだが、昨晩の腹いせをしてきやがる。
「俺ンとこの酒場では、大量に飲み食いしておきながら『不味い』とかぬかして支払いを渋りやがったぞ! 不味いんだったら完食してんじゃねーよ!」
今度は酒場のオヤジが因縁を付けてきやがった。
「コイツ女なら誰でも良いんだと思うわ。お姉ちゃんにもキスしようとしてたもん!」
美少女シスターは俺に恨みでもあるのか!?
手の甲にキスしようとしただけじゃねーか!
「「「何だとぉ!!」」」
だが、その発言に周囲の男共が怒気を孕んで反応する。
なんかヤバい。皆が殺気立っている。
危険を感じた俺は慌てて何人かを押し退けて人集りから脱出する!
しかし怒りの収まらない男共は、逃げる俺を追いかけてきた。
捕まるわけにはいかない!
急な坂道を転げる様に落ち、何とか村の出口へ……
振り返ると村人共はまだ追ってきてる。
手には鍬とかを持って!
兎も角逃げるしか無い。
村を出て山を下りる。
死に物狂いで……
何所まで逃げれば大丈夫なのか分からないが、少しでも遠くへ逃げよう。
そう言えば、この山を下りて直ぐの場所に町があった気がする。
そこまで逃げれば流石に大丈夫だろう。
くそっ……
何で俺がこんな目にあわなきゃならないんだ!?
ドンSIDE END
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