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5月の連休前に、静香さんがやる新しいお店 (だしとしる) をプレオープンするとなって、チラシ配りに桔梗の友達とか、山水に白木屋君、進藤君が総動員になってしまっていた。私は、高校総体の予選があるので、そっちには構っていられなかったんだけども。しばらくの間は、お昼と夕方の部だけをやると言っていたので、私は練習を終えて6時近くになってしまったけど、お店に寄ってみた。
店の中には女の子の3人連れと2人連れの2組がまだ居たのだけど、カウンターの中で静香さんと桔梗が後片づけをしてるみたいで
「こんにちは どう?」と、私はまだお客様も居るので簡単に顔見せ程度と思ったのだけど
「あぁー 山葵ちゃん みんなのお陰でそれなりに忙しかったわ 健也さんもさっきまで手伝いに来てくれていたの」
「そう ごめんなさい ウチ 手伝えなくて・・・ 桔梗もありがとうネ」
「お姉 大丈夫だよ ウチも頑張るからー そのかわり 君は全国の頂点だよ!」と、桔梗が応えてくれた。私は、仲間が近くのカフェで集まっているからと、そのまま、後にしていて、桔梗には感謝していたけど、健也さんが手伝いに来ていたと言うことに、少し、カチンと来ていたのだ。自分でもつまんないことに・・・子供みたいに、すねて・・と、反省していた。
「みんな ありがとうね 忙しいだろうに」
「いや まぁまぁ 楽しかったよ 昼過ぎに戻ったら、それなりに 客が来てるて言ってたから オープンとしては順調なんじゃぁない」白木屋君が言ってくれたら
「智則ったらさー 女の子にしかチラシ 渡さないんだよー だから、店で聞いたら 女の連れのお客ばっかー なんだってー」と、亜里沙が
「そんなことないよー カップルも来たってよー だって よー チラシとあぶら取り紙だろー 女の子のほうが 喜ぶだろうからってー」
「そっ そう ヤローはあんまー チラシ 受け取んないんだよー」
「そうかぁー でも お休みの日は女の子ばっかーでも いいかー すぐ SNSとかに載っけてくれるしね」と、私なりに納得していて
「ねぇ 白木屋君 キラちゃん 春休みから会ってないんだけど 元気? お父様に会ってきたんでシヨ?」
「あぁ 元気だよ 学校は授業 厳しいみたいだけど・・」
「そーなんだ でも 会ってるんでしょ?」
「あぁ 3ッ日に1回くらいかなぁー」
「白木屋君 えらいネ キラちゃんの学校・・・待ってるんだぁー?」
「まぁなー あの 会った時の笑顔 見ると、仕方ないよー 俺も嬉しい!」
「わぁー でれでれネ! ねぇー キラちゃん 前 言ってたんだけどー キスも知らないまんま 悲しい乙女になるの嫌だってー あのさー 興味だけなんだけど・・ なんか 進展した?」
「山葵も思
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