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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
無印編
第十二話 それぞれの思いと平和な日常
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の士郎さんとも軽く挨拶を交わす。
それにしても同じ名前なのか。
あとで字を聞いてみよう。
案外同じかもしれないけど。
「さあさあ、着替えて厨房にいらっしゃい」
「え? あの」
士郎さんとも挨拶が終わるや否や桃子さんに厨房に引きずられていく。
えっと……これってどういう事ですか?
理解が追いつかず、士郎さんに視線を向けると苦笑いしながら
「士郎君のケーキがおいしかったから、腕前に興味津々なんだ。
まあ、付きあってやってくれ」
「そうそう。あのケーキを作ったのがなのはと同い年の子だなんて信じられなかったんだから。
だから早くいきましょ、シロ君」
なるほど、そういうことか。
それは納得したのだが
「あの、シロ君って」
「士郎さんと同じ名前だと間違えるといけないでしょ。だからシロ君」
左様ですか。
しかし油断していた。
高町家と月村家に繋がりがあるんだから、忍さんと桃子さんにも繋がりがあっても何ら不思議ではないことを
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