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ウルトラセブン 悪夢の7楽譜
友人のジレンマ
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謝る。
 「気にしないでください。俺にとって、大切な友達が2人増えて、大切な思い出も沢山できたんで。」
 アキヒサはあっさりと許す。
 「そう言ってもらえると嬉しいわ。これは私からのお願いなんだけど、もしまたゼラニー達が地球へ遊びに来たら、一緒に遊んでもらえないかしら?」
 「勿論です!友達と遊べるなら、全然大丈夫ですよ!」
 アキヒサはゼラニー達の母の願いを聞き入れる。
 「ありがとう。それじゃあ、今日はこの辺でごめんなさいね。」
 ゼラニー達は光を放ちながら消えていった。
 「モロボシさん!…お祖父さん、モロボシさんは?」
 アキヒサが振り返ると、既にダンの姿はなかった。
 「ダンはもう行ってしまったよ。」
 「そうなんだ。そうだ、お祖父さんに聞きたかったことが一つあったんだ。」
 「なんだい?」
 「母さんはどうしてエリートであることに拘り続けていたの?」
 「多分だけど、自分の夢を諦めきれなかったんだろう。」
 「夢?」
 「ああ。アキヒサの母さんは、大学へ入学したことに満足して、成績が悪化して卒業できなかったんだ。だから、アキヒサにはそういう思いをしてほしくなかったんだろうな。」
 「そうだったんだ…」
 アキヒサはアマギの手を握りながら帰路へついたのだった。
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