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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百九十三話 潜入 その5
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られているが、基本的に一般市民の海外への渡航を許可しない?BEI軍のやつらは俺たち日本人が海外の人間と関係することで、日本人が国内で反乱を起こすことを恐れているんだ?所詮、俺たち日本人はかごの中の鳥ってわけさ?」
「でも、BEI軍に支配されているからこそ、今の日本の平和があるのよ?」
「そのBEI軍の支配下に置かれた今の日本の平和が、カノジョを殺したんだ?俺から大切な女を奪った平和、そんなものは俺と死んだカノジョにとって平和でもないんでもない?だから俺は革命活動でこの国を変える?BEI軍の支配下からの解放?それによる日本医療制度の改革?俺はもう、これ以上、カノジョのような被害者を出したくないんだ?」
「だからって人を殺して言い訳ないでしょ?」
「でも、BEI軍を日本から追い出さないと、俺たち日本人はいつになっても不自由なままだ。犯罪被害に遭っても加害者がBEI軍人なら、日本の法律は適応されない?日本国内で治療が無理でも、海外の医療技術でなら治せる病気も、BEI軍によって海外渡航が禁止されているから一般市民は難病の前に為す術なく死ぬしかない?BEI軍やつらが口で言って聞かないなら、武力で訴えるしかない?だから俺は殺す?この国を支配する者たち、俺の目の前に立ちふさがる者たち、全員、殺す?倉都テツオから聞いたぜ、お前だって子島ルルコの足にナイフを突き刺したんだろ?だったらお前も人殺しだ?人殺しに、とやかく言われる筋合いはない?」
「わ、私だけのせいじゃないわよ?私があのアパートに来た時からもう、子島ルルコの顔は血まみれだった?子島ルルコが死んだのは私だけのせいじゃない?私は悪くないわ?」
「見苦しいぜ、お前それでもジャーナリストかよ?この前、アパートで死んだ女が言ってたよ、ジャーナリストは『真実の探求者』だってな、お前はそれでも『真実の探求者』なのか?」
「ウソ...でしょ?」
「ウソじゃない、この前、死んだジャーナリスト女が言ってた、不倫や浮気は人間が本能に忠実な生き物であることを証明している真実の姿だって、それで、その女は、頭のおかしいイカレハーフの男に無理矢理KAN国人に認定されて、殺された」
「そのジャーナリストの女の名前、なんて言うの?」
「案堂ユーコ」
「私が紅軍連合に入ったのは、ジャーナリストの師匠である案堂ユーコの無事を確認するためよ...無事に救出できてたら、私は会社で副編集長になれるはずだったのよ?」
「そりゃあ、ご愁傷様」
「これじゃあ、紅軍連合に潜入した意味がないわ!私はこれからいったいどうすればいいのよ?」
「知らないよ。でもジャーナリストだからって、必ず殺されるわけじゃない、ちゃんと組織に忠実に革命活動していれば、なんとかなるさ」
「でも、私、さっき、あなたに『潜入』って言っちゃたのよ?」
「安心しろ、み
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