アーティストとエンジニア:二限目『発想の転換』
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「“動画”……凄い……!」
止まってる画から動いてる画を作り出す……
凄いアイデアだ!
「新しい技術だし、あまり大勢の人間は関わらせたくない……申し訳ないけど伍長には今後今回の装置の開発に協力して欲しい。直属も遙か上も含めて上司には重要機密扱いで通達しておくから、守秘義務を含めて協力してね」
「了解であります陛下!」
「まぁ尤も……今日明日で直ぐに装置が開発できるとは思えないし、時間はあると思う。それまでには時間の融通が利く仕事内容にしてもらうから、そんなに気負わないで良いよ。残業になっても機密事項に関わるって事で特別な残業手当が出る様に計らうよ。今日の分もね」
「感謝致します!」
軍人らしく綺麗な敬礼で応答する伍長。
その間リューナは左手で自身の右肘を持ち、右手を口元に宛がうポーズで思案に耽っている。
彼女の事だから、そんなに時間はかからずに装置を完成させてしまうんだろうなぁ……
その時は俺も手伝えれば良いけど、何か役に立てるだろうか?
今回も結局は何もしてないし……俺。
ラッセルSIDE END
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