10-8
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
11月は私達の修学旅行だったけど、かりゆし水族館とか工事中の首里城なんかを見て周って、私は、何にも感動しなくって、へぇー そうかー と、見てただけなのだ。戦争と終戦の記録映画には少しショックを受けたけど・・・ 食べ物も固いお肉とかで、おいしいと思ったのは、ラフテーだけだった。
だけど、私は山水にお土産 可愛いシーサーの絵が入ったTシャツ 山水のは水色で私のはピンク お揃いで買ってきたのだ。あれから、会って無くて、お土産を渡すという口実で私の学校帰りに待っててもらった。練習を終えた後なので、6時になってしまって、もう、辺りは暗い。
私達は、どちらからともなく あの児童公園に向かっていた。暗黙の了解だったけど、私は迷っていたのだ・・・多分、山水は・・・なのだ。私、制服姿のままだし、あんなことしていて学校に知れたりすると大変なことになるし・・・山水にも抱きしめて欲しいし、あれから何にも無いんだもの。公園の入り口で少し躊躇していると、山水は私の手を引っ張って進んで行くのだ。
「あのさー・・・ウチ 制服やし・・」
「ずーと 山葵のことを・・・我慢してたんやでー」と、建物の影に連れられて。山水は、私を抱きしめてきて・・・私は、カバンと運動着の入った袋を右手で下げたままで・・・。拒みきれなかった。山水は唇を合わせながら、左の手の平で私の耳の後ろを愛撫するようにしてきて・・・舌も私の歯の間から入ってきて、私の舌を刺激してきたのだ。私は、とろけるようになっていて、自分からも舌先で応えていて、左手で山水の背をしっかりと抱き寄せていた。その時、もう、学校のことなんかどうでも良かったのだ。半分期待していた部分もあったのだから・・・
だけど、そのうちに山水は唇を私の耳の後ろに這わせてきて、左手で強く抱き寄せて、右の手は、私のブレザーをかきわけて下のベストワンピースの間から潜り込ませてブラウスの上から直接、私の胸を包むようにしてきた。その時、私の身体の奥からズーンと感じるものがあったのだけど
「あぁー はぁー だめ! そんなー までぇー 山水」
「しばらく・・・ いいだろぅー 山葵を感じて居たい 柔らかい」
「山水・・・ ウチ 恥ずかしいから・・・」と、しばらくして私から・・・甘〜い変な気持ちになってきていたのだけど、制服ってこともあったし、見られてるわけじゃぁないけどスポーツブラでサポーターみたいな飾りっけも無いものだったから、わかるんじゃぁないかと、それに自慢できるほどの胸じゃぁなかったので、急に恥ずかしくなって山水の手を遮っていた。
「ウチ 制服のまんまやしー・・・ 今度ネ あっ そうやっ これ! 沖縄のん シーサーのTシヤツ お揃いやでー」
「ふーん Tシャツ? まぁ 今度、遊びに行く時、着るかー」
そ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ