第六章
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「それを使ってね」
「楽しむつもり?」
「そうよ、楽しんで」
そしてというのだ。
「搾り取る様に」
「そこ生々しいわね」
「そうしたらお互いね」
「浮気しないのね」
「そうすることも家庭円満の秘訣よ」
「そのこと覚えておくわ」
友人は澄香の話を聞いて返した。
「私もね」
「そう、結婚したらね」
そうなると、というのだ。
「案外そうしたお話はなくて」
「浮気とかは」
「あと出会い系も知らないから」
澄香はというのだ。
「私そういうのにも興味ないから」
「よくあるお話だけれど」
「けれどね」
それでもというのだ。
「私はそっちも興味ないしね」
「尚更なのね」
「そっちもないし。というかね」
「出会い系やってる人妻さんもなの」
「案外少ないでしょ」
「やっぱりリスクが大きいから」
「それ位なら自分でよ」
そうなるというのだ。
「やっぱりね」
「そういうことね」
「そうよ、それでそうしたお話以外にね」
「色々と考えることやることがあって」
「それで旦那さんとね」
「そういうことするから」
「そうしない人もいるみたいだけれど」
こうした話もした。
「所謂レスね」
「そんな人もいるのね」
「けれどね」
それでもというのだ。
「私としてはね」
「違うのね」
「ええ、強引にでもよ」
「旦那さんと」
「そしてうちの人もすっきりして」
「浮気しなくなって」
「私も解消するのよ、あと性格の相性がよかったら」
それならというのだ。
「もうそれでね」
「最高ね」
「そうよ、私うちの人とそれがばっちりだから」
それ故にというのだ。
「幸せよ、彼氏さんを見極めて」
「相性がいいか」
「一生一緒にいられるか」
「そのことを見極めたらね」
それならというのだ。
「結婚してもね」
「いいのね」
「そうしたら最高の幸せが待ってるからね」
澄香は友人にうっとりとして話した、そして今度は自分の結婚生活のことを話した。それはとても幸せに満ちたものであった。
その後澄香は家に帰って主婦業に戻った、平和な日常を過ごし次の日夫の牧夫優しい顔立ちで面長の顔で黒髪を奇麗にセットした一七二位のすらりとした彼が家に帰ると。
澄香は夕食前だがすぐに夫を自分達の部屋に連れて行った、そのうえで部屋の鍵をかけると自分から楽しんだ。
そして堪能してからだ、夫に言った。
「待ってたのよ」
「それはわかるけれどいつも通りだね」
「いつも通り強引?」
「肉食だね」
「これが人妻よ。何時でもこうしたことしていい人がいるなら」
同じ布団の中で裸になったまま夫と話した、布団の傍には夫の黒いトランクスが無造作に脱ぎ捨てられている。
「好きなだけよ」
「そうなるん
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