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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百八十八話 反撃 その2
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んだ?銃を使ったらそれこそ、また近隣住民に通報されるぞ?」
「もちろん、近接戦でダメージを与える、その代わり絶対に殺すな、仮に籠城戦になった時、監禁状態のケーサツ官は人質に使える」
「了解...!石川もさっきのエーイチロウの言葉、ちゃんと聞いてたよな?」
「もちろんよ?こんなところで私たちの革命活動を終わらせてたまるもんですか?」
俺はドアをわずかに開ける。
ケーサツ官の両眼が、わずかに開いたドアからナイフの切っ先を確認した時にはもう遅かった。
ケーサツ官の男の右太ももに、ナイフの刃が深々と突き刺さっていた。
ケーサツ官の男が痛みに気付き、その視線を右太もも移したそのわずかな隙に、完全に開ききったドアから飛び出してきた両手が、ケーサツ官の首をつかむ。
俺は首をつかんだケーサツ官をそのまま、アパートの室内に放り込んで、鍵を施錠して、日加リュージと石川ユニに向かって指示を出す。
「いますぐ、そのケーサツ官の両手足を縄で縛れ?口もガムテープでふさぐんだ?」
あっという間に潜伏先のアパートに拉致され、口をガムテープでふさがれた状態で両手足を縄で縛られるケーサツ官の男。
そして、ケーサツ官の男は見てしまった、自分の横に、同じような状態で拘束された、子島ルルコの姿を。
俺は安堵のため息を吐くと同時に状況を整理する。
「これで、とりあえず一件落着だな、石川は引き続き、子島ルルコの介護を頼む、日加リュージはケーサツ官の右太ももの止血を頼む、多量出血で死なれては人質にできないからな、俺は億平の死体を解体した後に、ケーサツ官がここに来るときに使用した自転車を外でバラして、億平の死体と一緒に山に埋めてくる。もしその間に、倉都テツオとブリドカットゾーラまさよしが帰宅したら、アジトの変更を倉都テツオに提案しておいてくれ」
「了解した、でも一人で外に出て大丈夫か?」
「これ以上、億平の死体をここに放置しておけば、いずれ腐臭が原因でケーサツがここに来てしまう、その前に億平の死体は処理しておきたい。あと暇なときは『砥石』で予備の銃弾を作っておけよ」
風呂場で億平テシコの死体を解体した俺は、シャワーを浴びて、人質にしたケーサツ官から奪った制服を着用後、外に出て、ワイヤーカッターと六角レンチで、ケーサツ官の男が乗ってきた自転車を解体。
これなら、ケーサツ官が自分の自転車をメンテナンスしているようにしか見えない。
俺はすぐに車のバックドアを開けて車内に、億平テシコの死体が入ったスーツケースと解体した自転車の各部品を放り込む。
運転席に乗った俺は、ケーサツ官の制服を脱ぎ、近くの山に向けて車を発進させる。
次回予告 潜入 その1
※この物語はフィクションです、実在する人物及び団体には一切関係ありません。
『?????????????????????
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