罪
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
「男の仕事の八割は決断だ。そこから先はおまけみたいなもんだ」
「……そうだね」
スカルの言葉にうなずき、ハルトは腕を交差させる。その顔には文様が浮かび上がり、肉体が変質していく。
人ならざる翼。牙。爪。
左右に雄々しく広げ、その鋭い部位を突き立てる。人間には出せない唸り声を空気に轟かせ、全身より赤い血潮を炎として迸らせる。
ファントム、ドラゴンは、スカルへ叫んだ。
「行くぞ、スカル!」
「全力で来い」
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ