孤島編 悪魔の鉄人と気高き処女姫 第1話
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――ノバシェード対策室が保有している、専用の大型輸送トラック「マス・トレーラー」。
そのコンテナ内に設けられた白く無機質な格納庫に、1人の爆乳美女が足を運んでいた。艶やかなブロンドの髪をショートに切り揃えた彼女は、蒼く透き通るような眼差しで眼前の「新装備」を見つめている。
「……今回ばかりは、これを着るしかないようね」
白く透き通る柔肌と、同性すら息を呑む絶世の美貌。鋭い眼光で真っ直ぐに対象を射抜く、知的で怜悧な佇まい。
まさしく「鉄の女」という言葉が相応しい女傑――なのだが、その肉体は最高級の娼婦すら及ばないほどの、圧倒的な「色香」に満ち溢れていた。彼女の生真面目過ぎる人柄を知っている人間でなければ、とても処女であるとは信じられないだろう。
黒い整然としたスーツを、内側からはち切れそうなほどにまで押し上げ、緊張させている豊穣な爆乳。特務捜査官として鍛え抜かれ、細く引き締まっている腰。妊娠・出産に最適なラインを描いている、安産型の巨尻。
「出来ることなら……あまり頼りたくはなかったけれど。この『力』に頼らずに奴らに勝てるほど……私はまだ、強くはない」
そんな扇情的過ぎるプロポーションの持ち主である彼女は、くびれた腰を左右にくねらせて淫らに果実を揺らしながら、ゆっくりと「新装備」の前に足を運んでいた。引き締まった腰がくねるたびに、豊満な爆乳と巨尻がぷるんぷるんと躍動している。
「……だから、これは仕方ないの。……仕方ないのよ」
やがて、その「新装備」――ボディスーツ状の強化服の前で足を止めた彼女は、暫し逡巡した後。意を決したように顔を上げると、胸元のネクタイに白く優美な手指を絡ませ、シュルシュルと外して行く。
ぷっくりとした桃色の唇を開き、言い訳のような言葉を並べる彼女だったが。その頬は甘く紅潮し、倒錯的な感情に染まり始めていた。決して、これから始まる「装着作業」に期待しているわけではないのだと、自身に言い聞かせているかのように。
「……んっ」
ネクタイを外すだけでは終わらない。彼女はなんと、その場で黒スーツを脱ぎ始めていた。シャツやパンツが彼女の足元に落ち――白く豊穣な肉体を際立たせる、蠱惑的な黒い下着姿が露わにされて行く。男ならば誰もが生唾を飲み込む抜群のスタイルが、ありのままに曝け出されていた。
「んっ……!」
黒スーツだけではない。白く瑞々しい爆乳を包む、扇情的な黒レースのブラジャーも。むっちりとした尻肉に深く食い込み、豊満な実りを際立たせていたTバックの黒パンティも。蠱惑的な衣擦れ音と共に、スルスルと脱げ落ちて行く。
ブラジャーのホックがパチンと外れ、極薄のパンティが芳しい裸足の足元に滑り落ちた瞬間――その「
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