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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第十五話 親子の絆
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バーダックは予期もしていなかった息子の言葉を聞き、静かに笑って答えた。
「戦闘力たったの2だったガキが...よく育ったもんだ。」
「とっととフリーザ倒して地球に帰るぞ。バカ息子。」
「ああ!!」
二人の決心は固まり、さらに気を上げた。
悟空は紫のエネルギー波を体で受け止めながら右手を腰に持っていく。
バーダックは左手を握りしめ、開き、青く光り輝く気を手に持った。
「か....め....は....め....」「リベリオン....」
両者の掌の中には青白い気が凝縮されていた。
その気はどんどんとでかくなり、崩壊へと向かうナメック星を照らした。
そして二人は限界まで貯めた気を解き放つ。
「波ァァァァァァーーーッ!!!!」「トリガーーーッ!!!!」
二つの気功波は混ざり合い、一つの大きな気功波としてラストエンペラーに衝突した。気と気がぶつかり合う中心では大きく気が膨れ上がり、互いに押し合う。
いきなり互角まで迫られたフリーザは焦り、気を増幅させた。
「猿がぁ!!!下らん抵抗をするな!!もういい。ナメック星ごと貴様らを殺してやる...サイヤ人は..俺に殺されるべきなんだ!!!」
「いつまでも寝言ほざいてんじゃねぇ!!」
「死ねぃ!!!!!サイヤ人!!」
「「死ぬのは...てめぇだ!!!!!」
悟空とバーダックは互いに片手を後方に引き手を押し出し金色の気功波を放つ。
サイヤ人一族とフリーザとの因縁を終わらせる断絶のエネルギー波はフリーザの放つ気功波を打ち消しフリーザを飲み込む。
「バカな...!!!ちくしょう...ちくしょぉぉーっ!!」
フリーザの嘆きも聞かず容赦なく気功波はフリーザの細胞一つすら残さず消し去った。巨大な気功波はフリーザを消し去ってもなお止まることはなく、1qほど当たりを消し去ってやっと消滅した。
「やったな...父ちゃん。」
「...ああ。」
悟空は緊張が少し抜けたのか、息を吐き気のオーラを解いた。
バーダックはバンダナを外し右手で強く握りしめていた。
「父ちゃん。早くこっから逃げねぇとナメック星が爆発しちまう。行くぞ。」
「待て、あっちの方にワサビを置いたままだ。」
バーダックは岩山を指さした。
「わかった。じゃあさっさと行くか。」
二人はワサビの元へと向かった。
ーワサビsideー
「悟空、バーダック。やったな。」
岩山で岩壁に寄りかかって座っていた俺は悟空とバーダックが戻ってきたのを見るなり立ち上がって拳を突き出そうとした。しかしうまく体が動かずよろけて倒れこんだ。
「ワサビ、無理すんじゃねぇ。お前も重症なんだ。待ってろ。今オラの気を分けてやる。」
悟空は俺に手を当て気を
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