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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百七十七話 原子力発電所 その7
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崎原子力発電所内のどこに逃げても、建物内に充満する催涙ガスの餌食になるだけだ。
俺が生き残る方法は、再び木白崎原子力発電所の原子炉を起動させて、シャッターをあけるか、建物内の窓を開けるかの2択。
しかし、そのどちらの方法も、ジエータイのやつらの原子力発電所への侵入を手助けにすることになる。
ガスマスクを使用したとしても、長時間の催涙ガスの吸引に、ガスマスクの『吸収缶』が耐えきれなくなれば、意味がない。
敵の催涙弾の常備数と使用回数を確認できない以上、ガスマスクの『吸収缶』の破過時間もたかが知れている。
俺はとりあえず、制御室に戻る。
制御室に戻った俺は、鳥羽リョーコに告げる。
「施設内に催涙ガスを撒かれた、長時間浴びると死ぬ」
「だったら、どうすんのよ?わ、私はまだ死にたくないわ?」
「まず、この原子力発電所さぁ...屋上あんだけど...避難しない?」
「ああ〜いいっすね〜」
出来る限りの装備を整えた俺と鳥羽リョーコは屋上に向かって移動を開始する。
屋上に非難した俺と、鳥羽リョーコは屋上から、木白崎原子力発電所に向かって催涙弾を放っている外のジエータイ員どもに向かって銃撃を開始。
上からの銃撃を予想していなかったジエータイ員どもが、銃弾の雨の餌食になる。
上からの奇襲が功を奏したということは、ジエータイの次の手はヘリコプターによる、俺たちへの狙撃だ。
しかし、ここは原子力発電所だ。
原子力発電所に向かってヘリコプターで銃撃を行えば、最悪の場合、原子力発電所の爆発もあり得る。
そう、俺と鳥羽リョーコが立てこもっているこの木白崎原子力発電所は、まさに人類化学の奇跡と災厄を孕んだ禁断の領域。
陸のジエータイ員どものほとんどを屋上からの銃撃で射殺した俺たちは、銃に銃弾を補充、すぐにヘリコプターの襲来と、ジエータイ員どもの増援を想定して、周囲の警戒を開始する。
先程の銃撃で生き残ったジエータイ員が連絡したのだろう、遠くからジエータイのヘリコプターが近づいてくる。
俺たちの上空で動きを止めたヘリコプターから、複数のジエータイ員達がロープを使って、屋上に向かって降下してくる。
俺はリョーコに忠告する。
「銃撃方法を対物ライフルに切り替える!対物ライフルなら防弾チョッキやヘルメットを貫通できるはずだ?」
「了解」
俺と鳥羽リョーコは、屋上に向かって降下してくるジエータイ員達に向かって、対物ライフルを連射。
ジエータイ員達はヘリコプターからの降下の際に使用しているロープをつかんでいるため、対物ライフルの銃撃に対処できない。
屋上への降下に成功したわずかなジエータイ員達が、俺と鳥羽リョーコに向かって銃撃を開始。
俺と鳥羽リョーコは急いで、屋上の換気扇に身を隠す。
その隙に次々とヘリコプターから降下してくるジエータイ員達。
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