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ウルトラセブン 悪夢の7楽譜
キキとブーバ
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れより、先ずはこの星を侵略するところからだ!」
 ブーバ族は血管から爆液を撒き散らし、辺り一帯を火の海にする。
 「逃げられると思うなよ!」
 キキ族は棘をばら撒き、ビルをなぎ倒す。
 「このままでは街が危ない!デュワッ!」
 ダンはセブンに変身する。
 「お前達、どうしてこんな真似をするんだ!」
 セブンはブーバ族を抑えながら言う。
 「俺達はたった2%のハズレくじを引いたせいで、差別階級になったんだ!それで俺達は考えた!別の星を手に入れ、片方がそっちへ移住する!」
 「別々の星でハズレくじを引いたら、その都度処分すればいい!」
 接近戦はキキ族が行い、間合いを取ればブーバ族の爆液攻撃が襲い、セブンは苦戦する。
 「処分だと!?」
 ブーバ族の言葉にセブンは驚く。
 「そうさ!ハズレを処分したって、誰も困らない!」
 「それぞれの部族にとっては邪魔者なんだから、当然のことだ!」
 その隙を狙われ、セブンは更に苦戦を強いられる。その時、
 「お父さん、セブンをいじめないで!」
 「パパ、みんなが迷惑しているんだからやめろ!」
 キキ族の少年とブーバ族の少年が現れ、それぞれの親にやめるように言う。しかし、
 「てめぇ、こんなとこに逃げてたんかよ!」
 「丁度いいし、人間と一緒に殺してやる!」
 キキ族とブーバ族は子供達を襲おうとする。
 「デュワッ!」
 セブンは怪獣カプセルを投げ、中からサイボーグ怪獣であるウィンダムを呼び出し、子供達を守る。
 「行くぞ、ウィンダム!」
 “キュオオ!”
 セブンはブーバ族を、ウィンダムはキキ族を担当し、2対2での戦闘が始まる。
 「デュワッ!」
 セブンは近接格闘でブーバ族を追い詰める。
 “キュオオ!”
 ウィンダムの金属装甲はキキ族の棘を寄せ付けず、逆にその怪力でキキ族を追い詰める。
 「デュワッ!」
 セブンは構える。しかし、
 「セブン、父さんを倒さないで!」
 「暴れたかもしれないけど、俺達にとっては掛け替えのない親なんだ!」
 少年達がそれを妨害する。すると、
 「こいつは丁度いい。ガキのことを助けたいなら、そこを動くなよ!」
 キキ族は立ち上がり、子供達目掛けて棘を飛ばす。
 「デュワッ!」
 セブンは咄嗟に頭部の宇宙ブーメラン、アイスラッガーを駆使して少年達を棘から守り、
 「デュワッ!」
 額のビームランプから放たれるエメリウム光線を放ち、キキ族とブーバ族を倒す。
 「父さーん!」
 「パパー!」
 子供達は涙を流す。セブンは申し訳無さとやるせなさの中空へ飛ぶ。
 「俺、大きくなったらセブンを倒す。」
 「俺も。パパの仇を討つんだ。」
 子供達は拳を握りしめる。すると、
 「ごめんなさい、君達がそう言うなら、私
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