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ウルトラセブン 悪夢の7楽譜
キキとブーバ
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に協力していたとして、地球人の味方だと信じていいのかいう意見が、世界の認識となってしまったんだ。」
 キリヤマの話を聞き、ダンは落胆する。
 「キリヤマ隊長、僕達が守ってきたものって、何だったんですか?」
 「それほどまでに、時代は変わってしまったんだ。だが、それで片付けられない出来事が起きた。例の、ジスタード星人の侵略行為だ。それに伴い、国際平和機構は急に掌を返して我々の監視を解いたんだ。」
 「そんなことがあったんですね。」
 ダンは席を立つ。
 「ダン、他の隊員達に会いたいだろうが、あまり無理はするなよ。」
 キリヤマはダンに一つ助言をする。
 「ありがとうございます、キリヤマ隊長。お邪魔しました。」
 ダンは頭を下げ、マユカの自宅から出ていった。時刻はすでに夜になっており、空には綺麗な星が広がっていた。
 「地球から見える星空は、いつの時代になっても美しい…」
 ダンはつぶやき、今日の寝床を探しに出る。その後ろでは、2つの小さな光が、地球に目掛けて降着していようとしていることに気づくことはなかった。

 翌日、ダンは人だかりの中に飛び込む。その中心では、毒々しい体液が流動している様が伺える小柄な宇宙人と、腕や脚に大量の棘を生やした小型の宇宙人が人だかりに怯えていたのだ。
 「みんな、離れるんだ。彼らは怯えている。」
 ダンは必死に人だかりを散らそうとする。しかし、
 「えっ、爺さんもしかしてそいつの仲間?」
 野次馬となって写真撮影を続けている若者達にはダンの言葉は届かなかった。更には、
 「何善人づらしてんだよ爺!」
 ダンに絡んでくる女子高生まで現れる。すると、
 「ちょっとアヤネ、やめなよ!」
 その女子高生、アヤネを止めるためにマユカが現れ、収拾のつかない事態に陥る。しかし、
 『そこを動くな!』
 何者かの声が聞こえると、ダンとマユカとアヤネ、そして2人の宇宙人は影に飲み込まれ、姿を消してしまった。
 「おい、どこいったんだ!」
 「なあ、あの変な影見たか?」
 「見た見た!」
 その光景を見ていた人々は様々なSNSに書き込みをしていた。

 「ここまでくれば、大丈夫だ。」
 ダン達を飲み込んだ影は、とある場所で影から出し、ダン達を解放する。
 「お前は、ペガッサ星人だな。」
 「ああ、そうだ。」
 ダンの言葉を聞き、影の主である宇宙人、ペガッサ星人は姿を見せる。
 「ここはどこだ!」
 ダンが警戒するのも無理はない。目の前には様々な宇宙人達が商売を営んでいる姿が目に映ったからだ。
 「ここは宇宙人村さ。」
 「宇宙人村だと!?」
 「そうだ。ここの連中は円盤を失い、故郷からも見放された奴らが日々食いつなぐ為に過ごしている、運命共同施設だ。」
 ペガッサ星人は説明
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