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思ってしまうの」
「そうか 璃々香は春先には、コーチはあんまり教えてくれないし、先輩はヘタクソばっかりで、ましなのは織部さんしか居なくて もう辞めたいとか言ってたのになー 璃々香に火をつけてしまったのか?」
「そうねえー あの子 見たときから・・くすぶっていたのかもネ だから、音女に来たとわかってからー でも、お兄ちゃんもあの子のこと気になってるんでシヨ!」
「バカ からかうなよ ただ 璃々香の相棒だろうからー」
先輩 そんなにまで私のことを・・・やっぱり あの、和歌山での優しい先輩だったんだ。私 涙が出てきていたみたい。健也さんがティッシュの箱を渡してきてくれていた。すぐにでも、先輩のもとに駆け寄りたかったけど、次のお料理を盛り付けながら、先輩に美味しいお料理を食べてもらって喜んでもらおうと思っていた。
そして、健也さんが「親方が デザートを山葵に任したと言ってますよ」と
私は、白桃のシャーベツトを四角く平らにして、隅にフレツシュミルクでラインを引いて、その手前にブラックビートを皮をむいて、その横にミントを添えた。「わかってくれるカナー テニスを表現したかったんだけど・・」 親方はそれを見て、ムッとしてたみたいだけど、何にも言わないで、静香さんにお出しするように指示していた。
そのデザートを食べた後、璃々香さんは最後に
「聞いてたら 言いたいワ 私は、あなたとテニスしている時が一番楽しいのよって」
「とても 美味しかったです ありがとうございました」と、帰るときに言っている時、横から「デザートも楽しかったです」と璃々香さんが付け加えていた。
わかってくれたんだ。私のテニスコートのイメージ。みんなが帰った後、私は我慢出来なくて大泣きしてしまっていた。知ってたんだ、ウチの実家だってこと、そして、ウチが裏に居ることも・・。
璃々香先輩 私 ずーと 先輩の後ろ 追いかけて行きます と、誓っていた。
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