暁 〜小説投稿サイト〜
転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第十四話 ついに覚醒、伝説の戦士孫悟空!!
[5/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、どちらにせよ、致命的な傷には変わりなかった。

「この程度...貴様を殺すにはいいハンデだ...」
悟空は余裕を見せようとするが、その顔には苦しみの感情がわずかに漏れていた。
悪はその感情を見抜くのが上手い。フリーザはそんな悟空を見ながら不敵に笑っていた。

悟空は離れたところから両手で気を放つ。
連続エネルギー弾。休む暇もなく放たれる気弾にフリーザは腕を交差させ、身を守ることで対処した。しかし、気づいた時には悟空も気弾もなくなっており、ただ一つ、後ろからの衝撃が身を襲った。

悟空はフリーザを背後から両手で掴み、グルングルンとぶん回し、遠心力を使い投げ飛ばす。フリーザはきりもみ状態で空を飛ばされ、地面に激突する。

「この....虫けらがっ!!」

フリーザは指先からデスビームを何度も放った。
だがそれらは全て、全くその場から動かずして躱された。

フリーザは忌々しく声を上げる。
「おのれぇ....当たりさえすれば...」

悟空はその言葉に口を開く。
「あててみろよ。」

フリーザは一瞬彼が何を言ったのか、それは正気で言ったのか分からなかった。
しかし、一旦冷静になると再び怒りの炎がフリーザを動かした。
サイヤ人になめられた事が何よりも許せなく屈辱的だった。

「なにを...!?ふざけやがって...後悔しやがれーーーー!!!!!」
フリーザは怒りを込め、指先から全力の光線を放った。
悟空はそれを避ける素振りさえしなかった。

その光線は悟空の顎を捉え反動で悟空の頭が後ろに持っていかれた。
だが、悟空はゆっくりと顔を戻し口から滴った血を拭うとフリーザを挑発するように言った。

「星は壊せても.....たった1人の人間は壊せない様だな......」

フリーザは目の前で起こった現象を理解しがたく、つい声に出してしまった。

「貴様...何者だ...」

悟空は驚愕するフリーザを見て不敵な笑みを浮かべていった。

「とっくにご存じなんだろ?」

悟空は続ける。

「オレは地球から貴様を倒すためにやってきたサイヤ人.....。
 穏やかな心を持ちながら、激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士.....」


「超サイヤ人孫悟空だ!!!!!!!」
悟空の叫びとともに全身からより一層、金色のオーラが放たれる。

フリーザは冷や汗を流しながら、思考を整理する。
伝説と思われていた自分を脅かす存在が目の前にいることをフリーザの脳みそは信じられなかった。だが目の前に起こっている現象を受け入れんと、何とかフリーザは言葉を紡いだ。

「や...やはりな...どうやら本当に超サイヤ人らしいな...ふっ...ふっふっふ...」

「穏やかの心か...通りで他のサイヤ人
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ