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私の 辛かった気持ちもわかってよー
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なら、逃げ出したかったのだ。だけど、あいつを見下すまではというのだけを目標にやっていたのだ。

 そして、最終日午前の練習で打ち上げという前の夜、古賀さんに呼ばれて

「山葵さん よく 頑張ったね 君は根性あるなぁー あのな 璃々香さんのこと憎いと思ったこともあるだろー? だけどな 彼女 君となら、きっと近畿大会の頂点に立てると決めてるんだ 君と立ちたいと その為には、予選では 個人戦はそこそこで棄権すると ダブルスに全力注ぐとな 彼女 足首の状態が良くないみたいなんだよ どの程度が僕にもわからないんだけど 個人戦は自分でも限界を感じているんだろうな 勝てないって だけど、ダブルスなら 君となら勝てると・・兵庫のペァに」

「えっ そんなー 初めて 聞きました 京都代表になるんですかぁー だって あの人は・・」それ以上は言えなかった。きっと、私のこと嫌いなんだと・・

「それとな 山葵は 素質もあるし きっと音女を引っ張って行ってくれるし この地域のエースにもなるんじゃあないかとな だから、練習では厳しくしてきたともな 私を超えてほしいと」

「・・・そんなー なんとでも・・言える・・」その夜、私は混乱していたのだ
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