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私の 辛かった気持ちもわかってよー
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みんなで琵琶湖に泳ぎに行こうってことにしてるんだよ 一緒に行こうぜ」

「ウチ・・・ 練習あるし 合宿も近いからなー ええやん ペァリングになるし、4人で行っといでよー ウチのことは気にせんとってー あぁ それと お店も忙しいしなー お昼からは手伝うと思うねん 図書館にもこーへんしなー」と、言いながら、思ってもいないのにー・・・自分から仲間との疎外感を感じていた。

 それでも、図書館を出てみんなと別れる時、「山水」と呼び止めた。他の3人は気を利かせてか、私達2人だけに

「これっ 山水のために・・」と、スカートの裾を持ちながら・・・

「うん やっぱり 山葵は可愛いよ ・・・ 髪の毛短くしたんだね それも似合うよ 少し 歩こうか」と、私の手を握ってくれて、しばらく歩いた。なんにも、しゃべらないまま、お城の周りに・・・。

「テニス 頑張ってるみたいだね」と、やっと、口を開いてくれた。

「うん 毎日 しごかれてる」

 そして、又、無言のままで・・・別れる時に

「次の予選も応援に行くよ」と、ポツン

「うん あのね お盆は練習 休みやから・・」

「わかった」と、私達はそのまま さよなら したのだ。なんか・・・もっと・・と思いながら
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