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とある星の力を使いし者
第169話
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である人物を見つけた麻生は、美鈴に挨拶してその場を離れる。
その人物は暗がりの路地の奥に進もうとした。

一方通行(アクセラレータ)。」

その声を聞いて一方通行(アクセラレータ)は足を止めた。
振り返ると路地の入口で麻生が立っていた。

「やっぱりそっち側に行くんだな。」

麻生の問いかけに一方通行(アクセラレータ)は何も答えない。
対する麻生も路地に入って連れ戻そうともしない。
まるで今の二人の居場所を示しているようだった。
何も答えずに彼は深い闇の奥へと足を進める。
それを黙って見届けた後、麻生も自分の居場所に戻るのだった。
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