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転生!DRAGONBALL THE WORLD!!
ナメック星編
第十二話 惨状と希望
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が言い終えるとクリリンと悟飯が焦った表情でこちらを見ていた。
「なんだ?今更おじけづいたのか。臆病者はついてこなくてもよい。かえって邪魔になるだけだ。」
しかしベジータは思い違いをしていた。
「いや、ベジータ。そうじゃなくてよ...」
クリリンがなかなか物を言わずもじもじしているだけなので、少しイラついたベジータは脅すようにクリリンに「うっとおしい、言いたいことがあるならはっきり言え」、と正論を言わせた。
それでもなかなか言葉を発しないクリリンの代わりにバーダックが答えた。
「王子がドラゴンボールで不老不死になるとか言ってるけど、もうすでにドラゴンボールを使ったから困ってるんじゃねぇのか?」
(おい...バーダック!なにはっきり言ってるんだ!アイツ絶対にキレるぞ!)
(それがどうした。あいつがキレたところでフリーザよりはずっとかわいいもんだ。)
「おい...貴様ら...」
ベジータは今までにないぐらいブチギレている。
「は...はい...」
それに対してクリリンは蛇に睨まれた蛙のようにおびえている。
悟飯は隠れるようにバーダックの後ろから顔をのぞかせていた。
「何に願い事を使った?」
きっとここがターニングポイントだろう。下手なことを言うとフリーザの前にベジータに殺されてしまう。
クリリンは悩みに悩んだ後こういった。
「ち...地球にいる中で一番強いやつの奴を呼び寄せたんだ。」
「ほう?誰だ。」
ベジータの怒りが若干だけ収まった。
「ピッコロっていうやつでナメック星人なんだけど...」
「ピッコロだと?...は?」
ベジータの記憶が蘇る。
あれは初めて地球に来た時のこと。部下のナ...ハッパ...?たしかハッパと地球に訪れた時のことである。
そこにいるカカロットのガキをかばうために死んだのがそのピッコロというやつだった。
「ふん、ハッパ程度に殺された奴がフリーザとの戦いで役に立つか。」
再びベジータは怒りに燃え出した。
(ハッパ...?) (確かナッパじゃなかったですか?)
悟飯はピッコロのことをかばった。
「ピッコロさんはとても強いんだ!フリーザにも負けないよ!」
「ふん、ガキが。ナメック星人ごときがフリーザに勝てるか。それともなんだ?貴様を殺しでもすればそのピッコロとかいうやつも本気を出すか?」
ベジータは不敵に笑う。
「王子。言い合ってる暇はないみたいだぜ?」
「...チッ、ついにお出ましか。」
「随分とお待たせしたみたいだね。」
そこには悪の帝王。歯向かうものをすべて蹴散らしてきた最強の悪。フリーザがいた。
(なんて気だ...この俺が怯えているだと...)
ベジータは気のコントロールを会得したこ
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